第9話 覇王の想いと聖王の願い[後編]
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つ!」
アスカは立ち上がろうとしたがダメージが体全体に着ていた。
ガムとダイゴも同じだった。
ーーー破壊された街B ーーー
ガイは片手にオーブリングを持って走り出していた。
「ハァハァ!」
すると空からゆっくりと二つの光がガイの近くに降りてきた。
「ガイ、久し振りです」
光の正体はオリヴィエとクラウスだった。
「オリヴィエ!クラウス!どうしてお前達が?」
ガイは二人に聞いた。
「貴方に渡すものがあります」
そうオリヴィエは片手に持っていたカードをガイに渡した。
「ゾフィーさんが封印してくれていたんですね」
ガイはそう言ってゾフィーのカードを受け取った。
「そしてこれも」
クラウスはガイにもう一枚のカードを渡した。
「べリアル!」
そうガイはクラウスがくれた闇のカードを受け取った。
「強すぎる力はあらゆるものを破壊し殺してしまいます、ですがガイは私達のようにはなりません」
そうオリヴィエは言った。
しかしマガオロチはオリヴィエとクラウスに気付き口から稲妻を放った。
「セイクリッドディフェンダー!」
オリヴィエは義手でマガオロチの稲妻を防いだ。
「オリヴィエ!」
ガイはオリヴィエの心配をした。
「ガイ、早くカードを!」
そうオリヴィエはガイに言った。
「ガイ早く!」
クラウスはガイに言った。
「ゾフィーさん!」
[ゾフィー!]
『ジュワ!』
左にゾフィーが出現した。
「べリアルさん!」
[・・・・・・・・・・・・]
音は鳴らずにカードはガイを弾いた。
「ぐああああ!」
ガイは吹き飛ばされた。
「っぐ!」
オリヴィエは力を最大にしてマガオロチの攻撃を防いだ。
「オリヴィエ!」
ガイはオリヴィエの名を呼んだ。
「ガイ!そのカードを使いこなしなさい!」
オリヴィエはそうガイに言った。
「べリアルさんお願いします!」
そう言ってガイはオーブリングにべリアルのカードを入れたがカードはスキャンされなかった。
「っぐぐぐぐぐぐ!」
オリヴィエは最大の力でマガオロチの攻撃を防いでいた。
スッ、
オリヴィエの片手に誰かが触れた。
それはクラウスだった。
「クラウス!」
ガイはクラウスの名を呼んだ。
「ガイ、今まで僕達を忘れないでいてくれてありがとう」
「ガイ貴方は貴方の道を生きて下さいまた墓の前であの音楽を奏でてください」
そう言って二人はマガオロチの稲妻を喰らい消滅した。
爆風が起こりその場に居た二人の姿はなくガイはマガオロチを睨ん
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