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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第三十四話 StrikerS
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る筈だって」

訓練初日に目を輝かせてそう言ってきたなのは。凄く嬉しそうに話していた。

「だから、うんと厳しく、だけど大切に、丁寧に育てるんだって」

みんな真剣に耳を傾けている。

「なのはさん、本当にアタシ達の事を思ってくれてるんだね」

ティアナの言葉に、スバル、エリオ、キャロが頷いている。

良かった……ちゃんと伝わった。なのはの想いが。

いろいろあったけど、最後には分かってくれたんだ。

「じゃあ、私たちはストライカーズだね!」

満面の笑みでスバルがそう言う。

うん、いいね。

みんなで助け合う機動六課のフォワードにピッタリだ。

みんなも、嬉しそうに笑っている。

「よし!じゃあ元気出して行こう!」

スバルが走りだす。

「「「おう!」」」

ティアナ達も遅れまいとそれに続いた。

うん。元気いっぱいだ。でも…

「元気よくはいいけど、気をつけるんだよ!」

私は一番最後からみんなを追う。

フォワードに明るさが戻った。

大丈夫だよ、なのは。

みんな、悩みながら、迷いながら、真っ直ぐに進んでいるから。

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