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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第三十四話 StrikerS
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『『み、見られていた?』』
アスカとティアナは思わず顔を見合わせた。
「そうだったんですか?」
エリオがフェイトに尋ねると、
「うん。アスカが右手を使えないから、ティアナが食べさせてあげてたんだよね?」
「「ぶっ!」」
フェイトの無自覚に容赦無い追撃に焦るアスカとティアナ。
悪気が無いだけに
性質
(
たち
)
が悪い。
だが、ここにいるのはド天然達だ。
「良かった!すっかり仲直りですね!」
キャロが嬉しそうに言い、
「そうだね!アスカさんとティアさんが仲直りできて良かった!」
とエリオも嬉しそうである。
「うんうん。仲直りの仲良しさんだ」
スバルもニコニコ顔だ。
『……ハラオウン隊長も含めて、天然ズで助かったな』
『そうね……言いふらさないように後で口止めしておくわ』
とりあえず、妙な噂になる前に対処をしようとお互いに頷きあうアスカとティアナだった。
「じゃあ、訓練所に行こうか」
「「「「はい!」」」」
フェイトはその元気な4人を引き連れて、訓練所へと向かって行った。
残されたアスカは、そのままオフィスへと足を向ける。
「なんか、一人残されると寂しいな……あっ!」
ピタッと止まって声を上げるアスカ。見つからなかった最後のピースを見つけたのだ。
それは、ティアナの劣等感の根本の物。
「寂しい……そうか。ティアナの劣等感は家族のいない寂しさからきてたんだ。
他の人には家族がいる。でも自分にはいない。どうしていないのか、なんで自分がそんな目に遭わなくちゃいけないのか。
ティアナ自身が家族のいない寂しさを引け目に感じていたんだ」
そこまで考えて、アスカは振り返った。
「でも、もう大丈夫だよな。家族じゃなくても、仲間は六課にいるんだから」
フェイトside
「技術が優れてて、華麗で優秀に戦える魔導師をエースって呼ぶでしょ?その他にも、優秀な魔導師を表す呼び名があるって知ってる?」
私は訓練所に向かう途中で、そんな問題をみんなに出してみた。
「え?」「ん?」「えーと?」「…?」
4人が顔を見合わせている。答えが出てこないみたいだね。
「その人がいれば、困難な状況を打破できる。どんな厳しい状況でも突破できる。そういう信頼をもって呼ばれる名前」
私は立ち止まって、みんなの顔を一人一人みる。
「ストライカー」
「「「「あ!」」」」
やっぱり、聞いた事はあるみたいだね。
エースは象徴的な意味合いを持つけど、ストライカーはもっと現実的な感じかな?
「なのはは、訓練を始めてすぐの頃から言ってた。うちの5人は全員、一流のストライカーになれ
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