暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
1部 始まりは突然に
2章 ドキドキな小学校ライフ
母の日
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 なのはが俺の手をつかんで

「そんなことないよ。綾ちゃんが送ってくれたプレゼントは絶対に喜んでくれるから」

「そうだよ、プレゼントは心がこもっていれば良いと思うよ」
すずか

「もう、たまに綾ってばネガティブ思考になるんだから」
アリサの言い分

「でも」

 ぎゅ
なのはが急に俺の手を握ってきた。

「えっとねこういう風にすると勇気を送れるんだって
だから私が綾ちゃんに勇気を送るね」

 俺は下を向いて、「ありがとう」しか言えなかった。

 いつの間にか俺の周囲は人が集まってきていた。
結構な見世物になってる。

「ほらもう行くわよ」

 アリサが先頭になって引っ張ってくれた。
うんリーダーシップ発揮してるなぁ
でも俺も恥ずかしかったから良かったのと、
この子達にいつも大切なことを教えられている気がする
ありがとう

 そして俺は
メッセージカードと、天然ダイアモンドを高級プリザーブドローズに散りばめた物を送った。
箱の中にブリザードローズがありその花びらに
天然ダイアがちりばめられているもの
値段も4500円と格安
でも普段では小学生の身分では買えないものでも
子供の特権お年玉が残っていたから買えた。
3人とも素敵なもの見つけたじゃないとか
綺麗とか言ってくれた。
女子受けは抜群だった。

 そこでスムーズに帰れるとはいかなかった。
まぁ小学生4人がデパートの袋をもって出てきたらそりゃ目立つわなぁ
後ろから何人かがいるけれど一応気にしない
まだ3人には気づいていないみたいだけども、こんな日に限って周囲に人がいない。

 橋の下のトンネルっぽいところで6人ぐらいの高校生に囲まれた。

「おじょうちゃんたちお兄さんお金がないのでカンパしてくれないかな」

「素直に出したら何もないから」

「そうそう」

「そこの、俺といい事しない」

「お前はロリか」

「いやいや身長的に大丈夫でしょ」

 俺を指差して言ってきた。
他の3人は130台
俺は140台であるが
そういわれた瞬間はだがぞぞぞと寒気がしてきた
凄い嫌悪感
身長が高い人に囲まれると怖い恐怖感。
やっぱり身長差があるとチンピラでも、威圧感があるわぁ

「いい年してなにを言っているのあなたたち、恥を知りなさい恥を」

 震えながら言っているアリサはとても凄く格好いい
俺もぶるってなく対策を考えよう

「もういいじゃんこいつらの金をいただいて、全員まわしちまおうぜ」

「きちくだなぁ」

「禁断ってそそるよなぁ」

 油断しきっている一人を、
アッパーカットして3人を後ろにやって
行動すればオッケーかなと思ったら、男子高校生が一人
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