第四章:停止教室のヴァンパイア/転螺拳の火在輪
Change7:彼は何者か?〜Compensation for strength〜
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会談が行われる深夜、コカビエル襲撃の件に関係しているみんながオカルト研究部部室に集まっていた。
ちなみにテュールは急な義手の不調により家に留守番となっている。
ちなみに会談が始まる前だが会談場所である学園の周りに強力な結界が張られていた。
どうやらリアス部長によると会談が終わるまで誰一人として中には入れなく、そして結界外から出られないようになっているらしい。
更には悪魔、天使、堕天使それぞれの幹部の護衛たちがそれぞれこの学園前に待機していてる。
だが、それよりもあの結界に何か細工がしてあることが気になる。
一応、結界を見たときにある程度解析をしてみたのだがわかりにくいように…いや巧妙に隠された細工がしてあるのが分かった。
だが正直この細工がどのようなものかがわからない。
まあ、頭に停めておこう。
「ギャスパー、今日の会談はとても大事な行事なの。時間停止の神器を制御できない貴方は参加することはできないの。ごめんなさいね」
ギャスパーは神器が暴走する恐れがあるため部室で残る残る事になっていた。まあ、当然といえば当然だが。
「ぎゃすぱーといったな。大丈夫じゃ、この妾がついておるからのう」
「ギャー君、大丈夫。私もいるから」
まあ、羽衣と小猫がいる限り大丈夫だろう。
「なんか、色々と心強すぎて逆に緊張してきましたぁ〜」
ギャスパーが不安そうにしているとイッセーがギャスパーに穴あき紙袋を被せた。
穴の開いたところから怪しい赤い輝きを放っている。
何だろうか、イッセーに昔借りたバイオレンスゲームに出てきたチェンソーを持ったキャラクターに一瞬デジャブを感じた。
「なんだか落ち着きますぅ〜」
まあ、本人が満足しているなら満足だろう。
「それにしてもシン?なんであなたはうちの制服じゃないのかしら?」
リアス部長が俺の服装見て質問してきた。
そう、今の俺の服装は駒王学園の制服ではなく、ライザーの件の時に来ていった服装だ。
もちろん主任と初めて会った時に追加された装備を付けているが。
「まあ、俺は学園の制服よりもこっちのほうが落ち着くので。それに万が一襲撃者にでも襲われたらこっちのほうが対応しやすいですから」
「そう…ならいいのだけれど」
この格好違和感が変なのか?一応ちゃんとした戦闘服なのだが。
『まあ、普通の人から見ればコスプレイヤーに見えるわね。でも私は嫌いじゃないわよあなたの格好。むしろ私の趣味と合致しているわ』
そうなのか…?
まあ、ほかの人から異論はないようだしいいか。
「―――さて、行きましょうか」
そして俺たちは三大勢力の会談がある会議室へと向かった。
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