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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
課外授業のデイウォーカー
最下層・抜き取られた聖杯と上役達×公開処刑と化したフィールド
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は微妙な雰囲気に満ちていた。

《・・・・・ヴァレリーのようにか?》

『この俺が協力するとでも思うのか?』

「怒っているのかな?まあ聞きたまえ。そもそも聖杯の研究は・・・・」

《・・・・・・・・》

言う事はそれだけかと呆れたので、まずギャスパーが腕を伸ばして横薙ぎに放つ。高速で放たれたそれをマリウスが反応できずに左腕を吹っ飛ばされた。

「おっと、これはこれは・・・・凶暴ですね。しかし、この程度は聖杯の力で強化した肉体には無意味・・・・」

再生されるはずの左腕は聖杯が輝いていても、一向に生えてこない。この反応にマリウスも訝しげになって首を傾げる。

「・・・・ん?何故だ。腕が再生しない・・・・聖杯の力が弱まった?はずもないな。では一体・・・・」

『・・・・・・・・』

今度は剣を神速で振り、勢いを付けて横薙ぎに放つ俺。マリウスはその場で飛び退き回避しようとしたが、ドラゴンヘッドによって右足を噛み砕いて尻餅をつくマリウス。

「くっ!・・・・今度は足か。何、この程度・・・・」

聖杯を輝かせても足は再生しないし、破壊された箇所が腐食し始める。再生されないし足も腕も生えてこない事により、流石のマリウスも徐々に焦りを感じていく。疑問を口にするが、俺とバロールはその顔が見たくて見たくてウズウズしてたよ。聖杯で復活できない表情をな。

「・・・・何故だ?何故再生しない?腕も足も!どうして再生の反応が出ないのだ!?ヴァンパイアとしての変化も起きない!コウモリ・虫・獣と何故化ける事が出来ない!?これも私の力が丸事停止させられてる所為なのか!?あり得ん!叔父上達は兎も角、直接聖杯を持つ力までもが能力を停止させられるなど・・・・っ!」

彼は自身の傷口を見て仰天する。腕と足が腐食し始めたと思えば、今度は傷口に闇塗れてた。

「・・・・き、傷口が・・・・闇に浸食されてるのか?闇が私の再生を阻んでいると・・・・?いや、そんな事は・・・・っ!キミ達は聖杯の力すら超えているのか!?」

《どうした?再生するなら早くしろ、出来るもんならな》

『だが再生不可だよ。俺が闇侵食と共にお前の細胞破壊してるのだが、破壊神の名は伊達ではない事で破壊と再生を繰り返すのみ。お前は俺とギャスパーの怒りを買ったのだ、それだけの事実でありお前は怒らせた報いを果たしてもらおうか』

一歩、また一歩距離を詰める俺とギャスパー。マリウスは焦りだして、俺らを嗜めようとする。

「ま、待て。落ち着きたまえ・・・・そうだ!この聖杯でヴァレリーのクローンを作ってあげましょう!魂もどうにかしてサルベージすればいい!悪い話ではないだろう?それに創造神黒鐡は死者蘇生出来る力を持つと聞く、それで蘇生させて日本に連れて帰りなさい。それで君達も
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