課外授業のデイウォーカー
最下層・抜き取られた聖杯と上役達×公開処刑と化したフィールド
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してる。バロールに関してもで、ギャスパーの母親の胎内に居る時に魔神バロールの断片化された意識が宿って生まれた存在。
「だからギャスパーの神器である『停止世界の邪眼』は、バロールの力に引き寄せられたのだと思うわ」
「なるほどな、だから一ちゃんも名前だけ教えてくれた時にバロールと言った訳か。だが黒ちゃんの姿は何だ?」
「アレについてはほとんど見たい姿だけど、一応教えとくねー。アレは創造神黒鐡が破壊神黒鐡となり、更に激情態モードとなってるけど私達に攻撃しないよう破壊しないようにしている。本来なら敵味方情け無用に破壊行為をする存在だけど、怒りの矛先は幸い吸血鬼だけ向いてるから」
「ひぃっ!」
「そ、そんな!進化したはずの我らの力がっ!」
「な、何なのだっ!?」
「貴様らは一体、何だというのだっ!?」
アザゼル達は俺らの事を教えておいて、吸血鬼達は必死に抵抗するが、無駄だと分かっていて何度打ち倒しても魔物と黒騎士が立ち向かってくる。
《何故、上手く吸血鬼の力が発動しないか分かるか?お前達が聖杯によって強化された力を停止させているからだ》
『俺の場合は聖杯の力からの強化前になったお前達にしてる。さっさと黙って差し出せ』
停止能力と強化前に戻した発言によって凶悪な出来事だと思ったグレモリー眷属。敵である吸血鬼達が立ち回れないのも当然だし、奴らの足を取られて変化出来ないよう全身を闇での捕獲。
「くっ!人間の腹から出てきた卑しい『擬き』がぁぁぁぁっ!」
「近付くな!下賤な生き物がぁぁぁぁっ!わ、私達には高貴な血が・・・・貴様らには到底想像もつかない歴史と伝統を持って・・・・」
『そんな事知らねえよ!俺らは怒りの象徴となった存在だ、黙って喰われよ!ギャスパー・バロールもやっちまえ』
《おうよ、破壊神となった黒鐡の旦那。お前達、そこの吸血鬼共を喰らい尽くせ》
俺とバロールの指示によって動く黒騎士と闇の魔物は、吸血鬼の上役は無様に喰い尽くされてしまう。そして残った残飯をドラゴンヘッドが残さずに飲み干していくが、余りの光景にアーシアは目を瞑り耳を押さえた。護衛のファーブニルはまるで地獄絵図のように見えたようで。上役の吸血鬼が全て喰い尽くされた後、拍手する輩であるマリウスはこのような状況でも余裕で見ていた様子。
「素晴らしい。昨今、ハーフの間で異質な力を持つ者が生まれている。主に神器所有者なのですが・・・・キミはその中でも屈指だ。そこの黒鐡殿も破壊神の名に相応しい力を見せてくれた。それに聖杯に匹敵するポテンシャル。どうだろうか?私の研究に協力してくれるかね?」
この状況下でもそんな事が言える程イカレテるのか、奴の探究心もだが聖杯の力に余裕を見せているからなのか。俺とバロールの反応
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