課外授業のデイウォーカー
最下層・抜き取られた聖杯と上役達×公開処刑と化したフィールド
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・・単に価値観と文化の違いで、相互理解が不能になっているだけでしょう?」
「ならここにいるグリゴリ総督であるアザゼルに渡しな。神器研究についてはグリゴリの専売特許を持ってるし、保存から封印まで出来てしまう組織と言おう。だがそれでも嫌なら創造神黒鐡である俺かオーディンかゼウスに渡せ。その聖杯は持ち手によっては危険な代物だ、特性・監視・保護対象を持つがそう聞いても渡さねえだろう」
俺もアザゼルも考えながら笑ってしまい、マリウスも薄気味悪い笑みを浮かべているが当然のように渡す程バカではないと思ってる。ツェペシュ王・・・・エドワードが逃げ込んだ時に約束した。
現政権持ちたいのならツェペシュ側とカーミラ側の争いを止め、吸血鬼同士で俺が仲介しながら和解と友好をし、更に三大勢力に停戦してくれと頼んだ。エドワードもモニカも最初から理解してた様子。そして吸血鬼の上役達が俺らに言う。
「魔王殿の妹君、堕天使の総督殿。そして前四大魔王、悪魔の世界でも古来より気高い血を有する者が上に立ち、それ以外の者達を付き従える。真実はそうだったはずだ」
「貴方方も人間の欲を糧にして生きてきた。我々の場合は食料が人間だっただけで考え方は同じはずです」
「リアス・グレモリー殿、我らと同様の純血貴族である貴女ならばご理解下さるでしょう。貴族とそれ以外の生き物の差というのを・・・・」
「そこまでだ!どうやらお前らを処刑するしかなさそうぐらいに、ここで公開処刑を始める!ギャスパー、いやバロール!出番だ、表に出ろやぁぁぁぁ!」
《ああ、俺も一真の旦那も静かに怒りを溜めていたが。どうやら旦那も俺も堪忍袋の緒が切れた、ここで公開処刑を開始しようか。なあ相棒?》
「ええ、私も貴方も私自身です。私達で貴方達を葬り去ります、行きますよ。私の声と体をバロールに預けます!」
吸血鬼達の演説を遮るように怒りが爆発し、祭儀場に響き渡る声と表に出たバロール。表裏一体のギャスパー、全員が室内を見渡して二人を見ると全身ドス黒いオーラが生み出される。これは前回の幻術ではなくマジな方か、室内を覆いギャスパー・ヴラディの目はヤバい程危険過ぎる輝き。一ちゃんも今まで怒った事を見た事ないが、これ程とは思えない程の双眸でマリウスと吸血鬼の上役を激しく睨んでいた。
《やっと俺の出番となったんで、とことん暴れさせてもらうが今何て言った?貴族とそれ以外の者と俺は聞こえたが》
「ああ言ったよバロール。それも俺らの前でな」
「一ちゃん、ギャスパーの様子が変だぞ。ってか今バロールと言わなかったか?」
「それについては後程な。今はコイツらの処刑が先だ、この俺である創造神黒鐡とギャスパーの中にいるもう一人のギャスパーで処刑を行う事をな」
《おいお前ら、テメエらが言う超
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