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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
課外授業のデイウォーカー
最下層・抜き取られた聖杯と上役達×公開処刑と化したフィールド
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つ。ここは公開処刑もいいかもしれんし、コイツらが上位種だと言うのなら全てを創った創造神である俺に瞬殺されても文句ねえよな?

「放逐された家畜が無駄に増えるのは仕方のなかった事とは言え、永い物でしたな」

「全くです。しかしこれで世界は真の姿になれるでしょう」

「あとは現王と憎きカーミラを始末すれば全てを新たに始める事が出来る。そして計画の最終段階、この国の住民を全て作り替えるのだ」

「折角、我が国に聖杯が(もたら)されたと言うのにあの王は現状維持を訴え、吸血鬼の進化を否定した。余りに愚鈍であった」

「・・・・とまあ、私について下さった上役はこのような意見をお持ちなのですよ。私は聖杯を使って自身の研究を進められればいいだけの事」

愚鈍はお前らだと思うし、作り替えると言ってる合間にテメエらの存在を消す事も可能。それも一瞬でな、首謀者であるマリウスが頷きながら微笑みを俺らに向ける。イカレ具合もだが、そんな事の為に『禍の団』を引き寄せてこの連中らを煽ってクーデターを仕掛けた。全て自身の聖杯研究の為だけに動いてただけだし、用済みと判断されたヴァレリーを殺しても気にしない。

『ギャスパー、昏睡状態のままだが生きてるのは俺とお前だけだ。普段使わない力をここで使っても問題なさそうだしな』

『はい。私もヴァレリーの心臓が動いてますし、怒りの頂点が達しました。前回は幻術による力でしたが、今回は全力を持ってコイツらを殲滅します!』

《ついでに俺の力も表に出す。それ程しないと気が済まない程にな》

CB以外は死んだと思ってそうだし、俺とギャスパーの念話会議してる間にアザゼルは目を細めて言う。

「・・・・荒れてるね、ったく。しかし神滅具というのはホントにとんでもない代物だ。それを持って生まれただけで、その世界の(ことわり)が崩される」

「まあな。俺やヴァーリに曹操と言った神滅具所有者も仲間前なら、この世界を崩壊させまくりだ。俺に宿った事で二天龍の因縁と言う宿命は終わり、互いの仲間意識を高めてドライグとアルビオンも戦い方をアレンジしている。『黄昏の聖槍』の曹操・『絶霧』のゲオルグ・『魔獣創造』のレオナルド、コイツらじゃない所有者で敵になってたかもしれん。今回は随分とラッキーだとは思わんか」

「一ちゃん達が神滅具をちゃんとした利用してるし、今回はイレギュラーが多い。ここに居るヴァーリや曹操達もCB側になれたのも、ある意味でラッキーな出来事なのかもしれない。だがお前らがその神滅具を持つのは非常に危険だ、その聖杯を渡してもらおうか。返答次第では戦闘があっても可笑しくない状況だ」

アザゼルがマリウスに忠告するが、今度は俺に忠告するように言う。

「貴方方も神器・神滅具を言い様に使っているではありませんか・・
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