【ハリー・ポッター】編
204 代表選出のその後
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からしたら、座して嬉しいと云うことでは無いじゃろうが──代表選手は期末試験が免除されることかの」
「そうか、それを忘れていたな。……試練は至極過酷で時間も掛かるもの故、君達の期末試験は免除される」
(試験が免除、ねぇ…)
確かにダンブルドア校長先生が言う通り、あまり嬉しいものでは無かった。ボクとロン、ハーマイオニーはトップ3をほぼ独占しているので、ここ三年の例年通りにいけば、今年の首席はほぼハーマイオニーで確定だ。
しかしハーマイオニーは自分の実力で首席を獲ろうとしているのを知っているので、ハーマイオニーはきっと喜ばないだろう。……寧ろ、幾らか成績を落としてトップ争いから態と離れようとする可能性もある。
それでもトップ3の内二つも席が空くのは確定しているので、つも4位や5位6位で争っているレイブンクロー生からしたら、両手を上げて喜ぶべき事かもしれない。
(……なんだかなぁ…)
番狂わせとなるであろう今年の試験順位争いについて考えていると、クラウチ氏は身を翻した。
「……通達しなければならない事を通達したところで、そろそろ私は魔法省に戻ろうと思う」
「おや、せめて一杯やっていっては?」
「そうしろよ、バーティ。今やホグワーツは魔法界の注目の的なんだ」
「今は非常に忙しいし、極めて難しい時でウェーザビーに任せて出て来ているのだが、どうもな…」
そう言い残してクラウチ氏は退室していく。……それが事の顛末だった。
……ちなみにクラウチ氏が言ったウェーザビー≠ニはパーシーの事で、クラウチ氏がウェーザビー≠ニいったあたりから肩を震わせていたのはどうでも良い事だろう。
SIDE END
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