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カードファイト!!ヴァンガードG ネクステージジェネレーション
Turn:Final 戦いの終わり
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ミライ、我らが先導者よ」

「んっ」
気が付くとタイガの目の前には真っ白な天井が広がりメグミやハジメが彼をのぞき込んでいた
「あれ?俺は………」
「ファイトが終わった途端倒れたのよ、ハイ、あんたのデッキ」
メグミに差し出されたデッキを手に取りそこにあったクロノファングのカードを見つめる
「(あれは夢だったのか………)」
「起きた?」
そう言って仕切りの向こうから顔を出したミライ
「ん?お前もいたの?」
「ミライもあんたと一緒に倒れたんだけど、ちょっと前に目を覚ましたわ」
まだボーっとする頭で振り返るタイガの目の前にかざされた一枚のカード
「それ………」
クロノジェット・ドラゴンに似ているがどこか違うような気がする
「気が付いたらこれが私の所に、ほら、他にも」
そう言って更に12枚のカードを取り出すミライ
その中にはクロノファングによく似たカードもある
「ありがとう、けど、次は負けないからね」
「ん?それでなんでありがとうなんだ?」
不思議そうに首を傾げるハジメにミライは悪戯っぽく笑った
「内緒、ね?」
「俺に振るなよ」
困ったように肩を落とすタイガ
だがその顔は笑顔だった

そして数日後
カードキャピタル三号店では大規模なショップ大会が行われていた
その中には当然タイガたちの姿も
そして………
「こんにちは〜」
ミライたちも招待されていた
「まさかこんなに早くリベンジの機会がやってくるなんてね」
「今度も勝つのは俺だ」
言いあう二人を見てカムイが不思議そうに首を傾げる
「お前ら、いつの間にそんな仲良くなったんだ?」
「そんなことより早く始めちゃいましょう」
そう言ってエプロン姿のエミがカムイの背中を押す
「ほら、司会は私がやるから、あなたも」
これまでに戦ってきたライバルたち、見守ってきた大人たち
様々なファイターが集うショップ大会
「それじゃあみんな!スタンドアップ!」
「「「ヴァンガード!」」」

クリムゾンの電撃をかいくぐりヴェールが突っ込んでいく
「今度は負けないから」
「それはこっちのセリフよ!」
アルトマイルが剣を構え鋭い一撃を見舞おうとするがブロンドエイゼルがそれを受け止めた
「行くぜ親父、今日こそは勝ってやるからな」
「まだまだ、僕も負けるわけにはいかないよ」
アルトマイルとブロンドエイゼルの剣が交差してぶつかり合う
「私だってやるときにはやるんだから」
「なんの、まだまだ!」
突っ込んできたサロメの攻撃を華麗に交わすナイトローゼ
そのまま剣を振るうがサロメはそれを受け止める
「私も………がんばります!」
そう言ってシラユキが向かってきたハリーに吹雪をお見舞いする

ファイトを終え肩を落としていたタイガに声をかける人物が
「君
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