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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第594話】
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の流れが一夏を除いて女子ばかり――最後も未来とエレン、ラストに一夏という流れだろう。

 幾分軽くなった身体を解しつつ、俺はイザナギを纏う。


『マスター、このままパッケージ装着で良いですかぁ?('◇' )』

『勿論だ。 外す理由はないしな』

『了解なのですよ('◇')ゞ 雅ちゃん、ボクが本妻なのでよろしくなのですよぉ( ´艸`)』

『な、何をいうか。 さっきも言ったが本妻はあくまでも私だ。 私は主君と接吻を交わした仲だ、故に私が本妻だ』


 確かにキスしたが、あれはコア・ネットワーク空間から出る方法の一つの筈だが。


『ち、チューならボクだってあるのですよぉ!(*^)3<;-_-)』


 ……てか無いし、まだ俺ナギとちゃんと対面してないが……。


『む? ……フッ、だが私の方が最初にしている』

『ぼ、ボクは昨日したのですよぉ!(`ε´)』


 してないしてない――内心突っ込むが、正直二人の喧嘩を見るのもしんどかったので大半の機能をオフラインにした。

 その一方では――。


「ふむ、おかしいですな?」

「オーランドさん、どうなさいました?」

「いやなに、劉さん。 ちょっと我々の権限で調べていたのですが――先程我々が外で立ち往生してる時にあった騎馬戦で使われたISを見ていたのですよ」

「ほおほお、それでそれで」


 突然何か喋り始めた二人を怪訝そうな表情で見る千冬と真耶、会長であるレイアートは席を外していた。


「うむ、おかしいというのはですね。 機体数が合わないのですよ」

「ほおほお? ……あれ、学園保有の機体の数はあってるではありませんか?」

「そうですか? それはおかしいですな。 ここの機数が正しいのであれば……」


 二人は示し合わせたかのように真耶を見た、ぎょっと目を見開く真耶――。


「【何故先程のコスプレ生着替え走の時に山田先生がISを使えたのかが】腑に落ちないのですよ」

「成る程……それは確かに腑に落ちませんな」


 ニタニタと笑う二人に、真耶は咄嗟に千冬の後ろに隠れた。

 ため息を吐く千冬。


「申し訳ない。 山田先生の機体をカウントするのを忘れていただけです」

「ふむ? ……それは本当ですかな?」

「……何が言いたいのでしょうか?」


 千冬の睨みに物怖じせずにオーランドは呟く。


「いえいえ、我々の調べとは違っていましたのでね。 ……ですが、一応その機体の出所を知りたいものですな。 まああくまでも例えですが……仮に出所不明な機体をお使いであれば、いくら学園教員でも厳罰は免れませんぞ?」

「…………」


 この男にそれほど
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