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Eipic35これからの高町家〜Think of the Future〜
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らってるし、なんのハンデもなく過ごしていける。じゃあ学校はどこに・・・ってことになるんだけど・・・。

「でもヴィヴィオはリンカーコアを持ってますし、普通学校よりは魔法学校の方がいいかしら・・・?」

「ヴィヴィオはどうしたい? 魔法が学べる学校もあるけど・・・」

「魔法をしりた〜い! なのはママやフェイトママみたいに、かっこいい魔法つかいになりたい♪」

大きく挙手して将来の夢を語ったヴィヴィオに、私たちは微笑ましくて声を出して笑った。でもこれでアイナさんのお子さんと同じ学校には入らないことに。ここで私は「そうだ、フォルセティはどうするんだろ?」って考えに至った。

「あ、そうだよね。ヴィヴィオ、フォルセティと同じ学校に通いたい?」

「うんっ!」

フェイトちゃんの問いに即答だった。じゃあ「はやてちゃん達に訊いてみようか?」ってことに。私がヴィヴィオを引き取るって決意するよりずっと早く、フォルセティを養子として引き取ってたし。六課解散後の事に関してもすでにいろいろと決めてるかもしれない。

「あ、はやて。今、ちょっといいかな?」

『うん、ええよ〜』

はやてちゃんに通信を繋げたフェイトちゃん。はやてちゃんは部隊長室に戻ってるみたい。私はこれまでの経緯を伝えて、「フォルセティってどこの学校に通わせるの?」って訊いてみた。

『学校? ザンクト・ヒルデ魔法学院に決めてるよ。八神邸のある南部からザンクト・オルフェンまでの距離ってあるし、通学にはちょう不便やけどな。セインテストの血筋なんか、フォルセティも歳に似合わずしっかりしてるし、交通機関もちゃんと整備されてるし。何よりベルカ式やしな〜、フォルセティ』

笑って答えてくれたはやてちゃん。Stヒルデ魔法学院か〜。ヴィヴィオも「フォルセティといっしょ・・・」って目をキラキラさせてるし。フェイトちゃんやアイナさんと顔を見合わせて頷き合った。

「はやてちゃん。ヴィヴィオもザンクト・ヒルデに通わせようって思う」

『おお! 同級生やな! じゃあなのはちゃん。シャルちゃんに連絡したって。学院に入学するのに必要な書類とか、全部用意してもらえるから』

「うん、ありがとう、はやてちゃん! また何か相談したい事が出来たら・・・」

『いつでも何でも聞いてな♪ 同じ子供を持った者同士、協力してレッツ子育てや♪』

手を振り合ってはやてちゃんとの通信を切る。改めてアイナさんに「ありがとうございました」ってお礼を言って解散。アイナさんを見送った後は、「シャルちゃん・・・」に連絡を入れる。

「たぶん、もう戻ってる頃だよね・・・?」

「時間的に今、着いた頃だと思う」

シャルちゃんの個人回線に通信を入れたことで鳴り出すコール音。数秒後に『はいはーい
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