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Eipic35これからの高町家〜Think of the Future〜
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もやっぱり一緒に居られる時間も限られてくる」

本局の寮暮らしだったフェイトちゃんとアリシアちゃん。フェイトちゃんも変わらずフェイトママってことで、休日は私の家に遊びに来てくれることになった。それは本当に大助かり。でもフェイトちゃんの言うように、どうやってもヴィヴィオと同じ時間を過ごせない日も出てくるわけで・・・

「だからね。ヴィヴィオ、アイナさんのこと・・・好き?」

「すきー!」

私たちが仕事や訓練などで寮を空けている間、アイナさん(それにザフィーラやアイリも)がヴィヴィオやフォルセティの面倒を見てくれてる。だからヴィヴィオの答えは訊かなくても本当は判ってた。

「ん。そのアイナさんにね、ママ達が居ない時にヴィヴィオの面倒を見てもらおうって思うんだ。アイナさんなら2人きりでも大丈夫だよね?」

「うんっ♪」

ヴィヴィオは賛成してくれた。もちろん、ずっとアイナさんやフェイトちゃん達に頼り切りってことにならないように、教導隊の勤務内容や勤務時間の調整を行うつもりだ。しばらくは事務に回してもらって、早く家に帰らせてもらうように。あとはアイナさんが引き受けてくれるかどうかなんだけど・・・

「え? ホームキーパーですか。ええ、私で良ければぜひ!」

食堂での昼食をみんなで終えてのお昼休み。約束通りアイナさんに、六課解散後でのヴィヴィオの面倒を見て頂けないかをお願いしたら、なんとノータイムで快諾してくれた。

「あの、こちらからお願いしておきながらなんですが・・・。良いんですか、そんな即答で・・・」

「問題ないですよ。私もヴィヴィオのこと大好きですし♪」

アイナさんは自分の子育ての経験を以って、ヴィヴィオやフォルセティの世話をしてくれてる。だから本当に安心してヴィヴィオを預けられる。

「「ありがとうございます、アイナさん!」」

「よろしくおねがいします!」

フェイトちゃんやヴィヴィオと一緒にお礼。それから今後のことについても少し相談。フェイトちゃんやアリシアちゃんも手伝ってくれるけど、執務官もまた激務だから、そうそう帰っては来られない。私の教導官としての勤務内容の変更についてはたぶん、認めてもらえるはず。そのことからアイナさんが家に居てもらって欲しい時間もおのずと決まってくる。

「――高町隊長、テスタロッサ隊長。学校についてはどうします? 北部にはいくつも学校がありますけど。私の子供と同じ学校なら、送り迎えもそんなに手間も掛からないと思います」

「あー、そうですね・・・」

「学校。うん、大事だよね」

ヴィヴィオを見る。私たちの視線にあの子は「??」って小首を傾げながら、私たちを見つめ返した。ヴィヴィオも推定とはいえ、もう小学校に入っていい年齢だ。戸籍の方も用意しても
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