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ONEPIECE 空の王者が海を征す
空の王者、黄金探しを開始する
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おり輝いている。そんな笑顔を見たナミは肩を竦めつつ了解しながらレウスも捜索チームに行ってと言う。

「言いのかいナミちゃん」
「ええ、チームの中でフォロー出来そうなのってロビンしかいないじゃない?ロビン一人じゃ大変そうだし、ブレーキ役お願いね」
「ああそう言う事ね。解った良いだろう」

加えてもしもの事態の保険としてもビビが空の騎士から無料としてプレゼントされたホイッスルを持つ事となった。この中で最も持つのが適正とされるとレウスも納得した。そして決定した黄金捜索チームはルフィ、ゾロ、ロビン、チョッパー、ビビ、レウスに決定。ナミ、ウソップ、サンジが船での待機チームとなった。その後は敵地だと言うのにキャンプファイアーが開始されてしまいビビは慌てながらも最終的にはもう止めるのを諦め楽しんでいた。


そして翌日……遂に麦わら一味による黄金探索がスタートした。数百年前にこの空へと飛ばされた島であるジャヤ。青海のジャヤの森とは比べ物にならない森、この空の環境によって巨大化されたと思われる木々の中を進んで行く探索チーム。目指すはノーランドの最後の言葉にあった髑髏の右目。

「にしても本当にこの森ってあの森と同じなのか?」
「登りてぇな!」
「恐らくこの空の環境によって巨大になった、と思うべきね。青海の環境とは全く違うだろうし」
「凄いなんか、ドキドキしちゃう……!これが冒険!」
「おおおっなんか俺もわくわくドキドキして来た!」

森を行く一同はジャヤと同じ森であろう筈の巨大樹林の間を行きながら地図通りの右目へと向かっていく。初の本格的な冒険にビビは嬉しそうにしつつも軽くスキップしてしまっている。チョッパーも同じなのかドキドキしつつもこれを気に立派に海賊になろうと言う思いの元足取りを軽く進めて行く。そんな彼らを一番後ろから見つめつつも何処か保護者的な雰囲気を出しているレウスは周囲を警戒していた。

「神の住む土地、アッパーヤードか……。何時、何処に敵が出て来ても可笑しくは無い……」

何時でも竜化出来るような心が前を持ちつつも足を前に進めて行くと突然木々の間から何かが動くような音が聞こえてくる。思わず身構えながらもゆっくりと周囲警戒をして見ると木の間を何か巨大な何かが蠢いているを見てしまった。

「皆気を付けろ!なんかいるぞ!?」
「何だ敵か?なら俺にやらせろレウス」

注意を促す言葉は直ぐに皆に伝わり一旦足を止めるが特に血気盛んなゾロは刀に手をかけながら自分にやらせろと言う。ビビはそんな事言ってる場合じゃないでしょと言いつつも周囲に目を配りつつレウスの傍に寄った。皆が周囲を警戒していたとき、それは姿を現した。

「ジュララララァァァッッ……!!」

余りにも巨大すぎる身体、周囲の木々よりも太い身体を持っていた。
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