第二十六話 飛鳥!南流喧嘩殺法習得!?
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ないD飛鳥。
「ぐああああああ!!」
するとブンさんの拳が直撃しそうになりガードするとガードごと一撃を浴びてしまうD飛鳥。
「・・・・・ぐ!」
口元から血が流れるD飛鳥。喧嘩ではなく命のやり取りに近い戦いに考えている余裕のないD飛鳥。
「ふん!ふんふん!!!」
「ぐ!がは!ごは!!」
ガードの上から重い拳を叩き付けられるD飛鳥は痛みでガードしている腕の感覚が無くなり始めた。
「どうすればいい・・・どうすれば勝てる・・・」
威圧感で抑え込まれそうになるD飛鳥。
すると
「坊主!頭で考えるな!!!自分の本能を信じろ!!」
小兵衛の言葉にD飛鳥は何かを考えブンさんとの距離を置いた。
「・・・どうやるんだっけ力兄達はどうやって戦っていたっけ?」
小兵衛の言葉に南流喧嘩殺法の事を思い出すD飛鳥。
(あ〜あの技はやてから身をもって知った技だけど?)
(俺の剣法なんてシグナムさんから盗み取ったのばっかだぜ?)
(私のトラップって楽しんで考えてるから♪)
力・新次郎・ことはの順に力達の戦い方を思い出し・・・
(いやはや〜どうも私の身体に合った戦い方って南流喧嘩殺法らしくて♪)
(・・・俺の技なんて自分に合った技だぜ?)
その喧嘩技を継承した楓と大地の言葉を思い出し気付いた。
「そうか・・・南流喧嘩殺法って型が無いんだ・・・」
南流喧嘩殺法とは形があって形が無い・・・いわば自由な戦い方である。そして何より戦闘本能により相手の技を身体で覚え盗み取り、自分の技に変換し、自分自身の技として習得する。
よっていくつもの戦い方の中から最も自分に合った戦い方で構成されたファイティングスタイルと言うのが南流喧嘩殺法なのである。
だがそれをやるには持って生まれた超絶的な戦闘本能を使い更にはそれに見合う強靭な身体が必要なのである。
そして何より必要なのは戦闘本能を超越し自分を見失わない意志。
力達の喧嘩スタイルも数々の相手との戦いで相手の持つ自分に合った戦い方を覚え自分の物にしたものであり各々のファイティングポーズは違ったりする。
「だったら・・・俺も今までの戦い方を!!」
自分の中に眠る闘争本能を呼び覚ましたD飛鳥はさっき戦った天狗やゴロさん達の戦い方を思い出した。
「でああああああああああああああああああああああ!!!」
ブンさんの拳がさく裂するとD飛鳥は踏みとどまりさっき見たゴンのガードで次の攻撃を防いだ。
「はああああ!!」
そしてブンさんの攻撃が入る前に天狗がやった跳躍殺法でブンさんを翻弄し顔面を蹴り飛ばした。
「ダメだ!まだ頭で考える!考えるな・・・本能で戦う!!」
頭で考え
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