第二十六話 飛鳥!南流喧嘩殺法習得!?
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んだと感じたD飛鳥。
「ところで坊主・・・南の爺はかなり偏屈な爺だからな暗くならないうちに帰った方が良いんでないか?」
「俺は・・・この島に何かを得る為に来たんです!だから・・・絶対に帰りません」
「・・・ほぅ・・・そうか・・・なら南の爺が帰ってくるまでわしが面倒みてやろう」
「え?良いんですか?」
「まぁ袖触れ合うのも多生の縁っていうしな」
こうして半ば強引に小兵衛の家に下宿させられてしまうD飛鳥だった。
D飛鳥が南の爺さんが帰ってくるのを待っているとDが島の探検に出かけると言って出かけてしまった。
余りにも暇を持て余しているとD飛鳥は台所に立つ小兵衛の姿を見つめていた。
「・・・俺も手伝った方が良いのかな?」
D飛鳥が小兵衛の手伝いをしようとするが長旅で疲れただろうと休むことを奨める小兵衛。
「・・・・・」
ご飯を炊いて骨までみじん切りに刻んだ魚を炒って味噌で味付ている小兵衛は魚丼をつくりD飛鳥。
「美味しそう・・・あれ?」
するとD飛鳥が何やら奇妙な物に気付いた。
「え?」
D飛鳥が縁側を見ると緑色で頭に皿を乗せた何者かが居たのだ。
「か!河童ああああああああああああ!!」
「ん?どうした大騒ぎして・・・あ」
河童の姿を見て仰天しているD飛鳥を余所に小兵衛は・・・
「何だ?河童の坊主かまた来たのか?」
「えええええ!!」
見慣れたと言った感じの小兵衛の様子に仰天するD飛鳥。
「なんじゃ?珍しいのか?」
「だ!だって」
「気にするな。ただの妖怪だ。それにこっちが手を出さなければ悪さはせん・・・キュウリ食うか?」
といって河童にキュウリを渡す小兵衛。河童は頷きながら小兵衛からキュウリを受け取りムシャムシャ食べ始めた。その光景にD飛鳥が唖然としていると・・・
「お〜小兵衛の爺さん!」
突如天空から降りてくる天狗。
「ん?天狗か?どうした?」
「なぁにまた酒でもどうだ?あんたと飲む酒は格別に美味いからな」
「調子の良い事言いおって」
天狗とも知り合いらしく小兵衛は戸棚から陶器で出来た酒瓶を取り出すと天狗と酒をかわし始めた。
「・・・妖怪って実在したんだ・・・」
隣でキュウリをガシガシ食べている河童の姿を見ながらD飛鳥が呟くと天狗が呟いた。
「そういえばさっき目つきの悪いヒヨコがおったな〜迷子になってみたいだぞ」
「え?大変だ!!」
天狗の話を聞いてDだと感じたD飛鳥は慌てて懐中電灯を持って探しに行き始めた。
「おい・・・危ないから待ってろ」
「だってDが!俺の相棒なんだ!!探さなきゃ!!」
「しゃあないの
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