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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第三十三話 大切な事
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オロオロとしている。
「いいから早く口を開けなさい!」
「は、はい!」
ティアナに怒鳴られ、アスカは素直に食べさせてもらう事にする。
二人とも、顔が真っ赤だ。
それでもアスカは運ばれるまま無言で食べ続ける。
「……おいしい?」
「ごふっ!」
ティアナが聞いてきて、アスカはせき込んだ。
耳まで真っ赤になるティアナ。
「ごふっ!げふっ!……今のは無しだろ…」
新婚じゃねぇんだぞ、の言葉を飲み込むアスカ。そんな事を口走ったら、この、こそばゆい空気がさらに加速するんじゃないかと思ったからだ。
「ごめん。今のはアタシが悪かった。間が持たなかった、つい」
と、何やらイチャイチャしている様子を、遠くから眺めている二つの影があった。
「なんや、うらやましい事してるなー」
ニヤニヤと眺めているのは、はやて部隊長である。
当然、アスカとティアナはそれに気づいてない。
「ダメだよ、はやて。邪魔しちゃ」
フェイトもはやてを窘めつつ、二人の様子を伺う。
「ま、色々あったみたいやけど、あれなら大丈夫やろ」
いやらしい笑みから、優しい微笑みに変わるはやて。
「そうだね。なのはが上手くまとめたみたいだね。アスカもがんばってたし」
フェイトも優しい眼差しで二人を見つめる。
「……なんか、あの人を思い出すな…」
ふと、フェイトが呟く。
「え?」
「ううん、何でもないよ。さあ、明日も頑張ろう」
そう言うと、フェイトははやての首根っこを掴んでズルズル引きずってその場を離れた。
「フェイトちゃん、最近私の扱いがゾンザイになってへん?」
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