第二十五話 力の誕生日
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楓が趣味で作り上げたバットの作り方を読んでいるはやて。
「なんや・・・バットってものすごおおおっく作るのが難しいわ・・・勝った方が早かったかも・・・」
今更ながら選択に後悔するがここまでやっては名が廃る。
結果
「おりゃああああああああああああああああああ!!」
物凄い勢いでバットを製作し始めた。
なおバット製作中はやてが妙に騒がしかったのは言うまでもない。
そして
「ただ今〜・・・」
バットが折れたのでしょぼくれて南家に帰ってきた力。
すると
「「「「「お誕生日おめでと〜」」」」」
ドンドン!パンパン!
とクラッカーの弾ける音と共に八神組全員に祝われる力。
「え?皆どうしたの?」
「どうしたって・・・今日はあんたの誕生日やろうが!!」
「あ!すっかり忘れてた」
ここの所騒動やら何やらで自分の誕生日をすっかり忘れてした力。
「いやぁ・・・俺の誕生日なんて祝ってくれるような酔狂な人がいるとは・・・」
「いつもバッドなイベントしかやってないから!たまにはグッドなイベントやろうよ!」
そうはやてに言われると光太郎が特製のケーキを持って現れ畢がパーティ料理を持って現れた。
「はいどうぞ!」
「おお!流石兄さん!・・・それに流石畢・・・俺丸焼きなんて初めて見たよ」
「さ!ロウソク消して!」
「ようしすぅぅぅぅぅ・・・ふう!!」
光太郎に言われ全員が見守る中ロウソクの火を一気に消す力。
そしてプレゼント贈呈の瞬間が訪れはやてが作ったバットを取り出した。
「はい力君!誕生日おめでとう〜」
といって超貫禄のあるバットを渡すはやて。
聖霊の力が宿っているのか普通の人間にな見えない静かなオーラを放っていた。
「これは・・・」
「ウチが作ったんや!蒼獅子島の霊樹で作ったありがた〜いバットやで」
「うわ!すげえ嬉しい!ありがとうな!はやて!!」
取りあえず霊樹のバットを持ってみた力。
「すげえ・・・物凄くしっくりくる」
何故か知らないが物凄く手に馴染んで自分にピッタリなバットであった。そして何故か知らないが精霊の力が宿ってそうなバットだった。
「おいパーティはこれからだぜ!」
力とはやてに発破をかけるサイモン。
こうして八神組のどんちゃん騒ぎが夜まで続き幕を閉じるのであった。
余談だがはやての送ったバットのせいなのか力の打率が上がったらしい。
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