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銀河鉄道物語 リリカルな異世界[地球]
銀河鉄道は人々に希望を与えるもの
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銀河鉄道の空間軌道は、普段は考えられないレールの上を走ることがある。
それは列車がしっかりとした管理のもと認められたレールの上だけを特別に走ることが出来る。
そして時には時間鉄道のレールに入ってしまう事もあり、とんだ時間旅行になってしまうことも時にはあった。
銀河鉄道はたまに、無限軌道と言われているが、銀河鉄道にある軌道は数億軌道しかないと言われる。

「銀河鉄道エリアA管理本部設立百年祭まで残り僅かです。みんな頑張ってください。」
トレーダーの銀河鉄道エリアではお祭りの準備がされていた。
出店は一般的なお祭りと差ほど変わらないが、メインであるくじ引き大会では特賞が全軌道一年間無料切符(ワンイヤーフリーパス)が出ており、これを目当ての人も少なくはない。
「くじ引きには特賞を2つ入れておけ。一等はもちろん一つ。」
その時だった、
『ミッドチルダ近くを飛行中の支援団体艦が襲撃にあった模様。みずがめ小隊は大至急現場に向かってください。繰り返します。ミッドチルダ近くを・・・』
「らしいからシュテルヨロシクね。」
「こんなときにまで出動なんて本部は何を考えているんでしょう?」
「そんなこと言わないで。」
「分かりました。」
シュテルが隊舎に向かって歩いて行った。
「今回は少し厄介な気がする。」
未来が小さく呟いたが誰にも聞こえてはいなかった。


「みずがめ小隊、発進を許可します。」
オペレーターが本部から指示を出すのが聞こえた。
「今さっきから変わってないですよね?いいんですか?」
「私はオペレーターの仕事を愛してますから問題ありません。ご心配をかけました。」
「それにしても寂しくなりますね。」
「全くです。エリアA管理本部を地球に移すなんて。」
「でもしょうがないかもしれないですね。」
「最終日には夏村中将自信が発表するらしいですよ。」
「そんなことよりいいんですか?」
「なにが?」
「時空管理局にとっては犯罪者なんですよ、もし協力していることがばれたりしましたら、本部長はクビになって、総責任をとることになるんですよ。」


ミッドチルダ上空
「まだか、坊やの判断力はこんなに悪かったのかい?」
『おまたせしました。』
後方から主砲のレーザーが見えた。
それは見事に時空管理局の艦にあたった。
『急いでトレーダーに避難してください。』
「ありがとね。」
『トレーダーについたあとは、指定の避難場所で待機していてください。』
するとカレンでも確認できるくらい近くをみずがめ小隊の車両は走って行った。

その頃、
『八神司令、フッケンバインの協力者と思われる人物のデータが届きました。』
「誰や?」
『情報は少ないんですけど、銀河鉄道管理局エリアA管理本部、本部長である夏村未来中将。銀河
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