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ONEPIECE 空の王者が海を征す
空の王者、聖地の真実を解く
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いから俺たち迎えに行こうにしてたんだぜ?」
「それは悪かったけど、私見たのよ、とんでもないのを!!」

ナミが語ったのは空島にも存在したと言う地面がある島、そこは樹齢1000年以上であるだろう樹木が乱立する森が茂りそこでは神官というとんでもない連中が他の空島から来たと言う航海者を襲っていたという。そしてそこに白海で自分達を襲ったゲリラまで現れたと思いきや、突如空が光だし航海者を一瞬の打ちに島の一部ごと消し去ってしまったというのだ。

「ナミさんアッパーヤードに行ってしまったんですか!?何て事を……」
「行ったと言うか島の周りに居ただけよ!?それでもとんでもないのよ神とか神官とかって!!!しかも今度は私達を標的にするとか何とかかんとかって言ってたのよ?!」
「俺達を!?」
「ええ、なんか罠にはめるとか行ってたから大急ぎで此処を離れないと不味いのよ!!」

ナミの説明を聞きウソップやチョッパーもこの島を離れる事に大賛成したがルフィはその話を聞いてますますアッパーヤードに行きたいと言う欲を掻き立てられていた。ナミは必死にルフィを食い止めようとしている中レウスがパガヤに質問した。

「パガヤさん、アッパーヤードって言うのは島雲なのか?」
「い、いいえ違います。元々はこの空にない物、大地(ヴァース)と呼ばれている物です。数百年も前に神によってこの空島へと与えられたとされています、すいません」
「数百年も前に……与えられた……?」
「数百年前と言えば、ちょうどノーランドがジャヤにあったと言う黄金郷を発見した時期と重なるわね」

話を聞いていたロビンも興味をそそられたのか其方へと参加した。何かが引っかかるレウス、この空にない大地のある島。それは数百年前にこの空に現れた、そしてノーランドは再び訪れたジャヤには黄金郷はなかった……様々な情報を繋ぎ合わせていくと突如レウスの脳裏にある考えが浮かんだ。

「まさか!?皆集合だ!!」

突然大声を出して全員を招集をするレウス、一体なんだと言いながらも皆は集まる。

「如何したのよレウス、急がないと不味いわよ!?」
「ああ。だけど凄い事が解ったかもしれない。皆、落ち着いて聞いてくれ、だがこれに確証はないが」
「いいよ信じるから。だって仲間のいう事だし」
「……サンキュルフィ。まず、この島に大地のある島は存在していなかった。そのアッパーヤードという島は数百年も昔に神によってここに来たと今パガヤさんから聞いた」

皆はパガヤの方を向くと肯定しながらもう一度話をする。

「そしてクリケットさんの先祖であるモンブラン・ノーランドは数百年前にジャヤに黄金郷を見つけた」
「時期がピッタリ合うな」
「ああ。そして再び訪れたがそこに黄金郷はなかった……此処までは良いか?」

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