第4章
2節―変わらぬ仲間―
侍が望むは――
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――彼以外は。
ガラスが砕けるような音がして、本来1人しか入れないはずの『試練』に踏み入る者が居た。
深春は気付かぬ間に光を失っていた瞳を、瞬く間に輝かせる。
何故この青年は救いが欲しいと望んだ時、来るのだろうか。
何故この青年は助けてほしいと望んだ時、来るのだろうか。
何故――
「ソウヤ、ど…の……?」
「よう、来てやったぞ。深春」
――この青年は決まりを拒否してまで手を差し伸べてくれるのか。
そんな疑問が湧いた深春を見透かしたかのように、ソウヤは笑う。
「お前を救わないと、俺は一生後悔するからな」
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