第1章
4節―茨の旅の決意―
クラスC
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うためもあるのだが、もう1つは材料が少ないと”巨剣に変化”できないのである。
どうしてそれをするのかというと、ソウヤの巨剣、グラギフトは村の救済のあと真っ二つに折れてしまったのだ。
初めはソウヤも直そうと思っていたが、またあのような強敵が現れた時にまたまっぷたつに折れてもらっては困るので、もうこの際に新しく作ろうとなった。
グラギフトはもともと巨剣だったので空間魔法を使ってもなにもおこらなかったが、昔、『瞬死の森』で鉄の剣を巨剣化してみたところ、一瞬で刃折れしてしまったのだ。
そこから仮定してみると、どうしても耐久が持たないようなのである。
「まぁ…ソウヤのことだから考えがあるんだろうけどさ」
「まあな」
ソウヤはそれだけ言うと鍛冶屋から外に出て、ソウヤは静かに空を見上げた。
―なんとか。俺の仲間だけでも守れる力が欲しいから…。
―だから…いつまでもここに立ち止まるわけにはいかない…。この装備が整ったら、ほかの大陸に出かけよう。ここじゃ、俺が居候してた国が出回ってるだろうしな…。
ソウヤは本格的に旅に出ることを決意して、ルリと共に歩き始めた…。
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