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ONEPIECE 空の王者が海を征す
空の王者、禁じられた土地を知る。
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までかなりの時間と訓練などが必要な医者であるチョッパーが言うと重みを感じさせる。ナミはそんなに大変だと知っても矢張り乗りたいのかうずうずしてしまっている。そんな彼女の姿を察して試しにそのウェイバーに乗って見てくださいという。

「えっいいの!?」
「ええ構いませんよ。しかし慎重にお願いします、慣れていない方がウェイバーに乗って事故を起こしたという事例も多くありますので。すいません」
「よ〜し!」

ナミは早速ウェイバーに乗り込みつつアクセルやブレーキの説明を受けると早速アクセルを踏みブレスダイヤルから風を吹き出させ海雲の上へと繰り出して行く。ハンドルを確りと握りつつ真っ直ぐ向けている筈なのに周囲からの弱い波を受け簡単に舵が変わろうとしてしまう、軽い船体ゆえに波の影響をダイレクトに受けやすいのだと直ぐに察するとアクセルとハンドルを巧みに使いながらあっという間に波を克服しスピードを出しながらサイコ〜!と声を張り上げるのであった。

「なんと凄いですね!!まさかあんな直ぐに操れるようになってしまうとは!!」
「流石ナミさん……10年掛かるって言ってたウェイバーをあっという間に」
「流石うちの航海士!!おいナミ次は俺に乗らせろ〜!」
「デリケートすぎるから本能で動くあんたにはきっと無理よルフィ!!」
「んなことねえ!!だから乗せろ!!アホ〜!!!」

この後一応ルフィに交代したがかなりの揺れと波によってまともに進まないウェイバーに悲鳴を上げつつアクセルを踏み込んだルフィは船体から放り出された。

「……そういえば、能力者にとってこの海ってどうなるんだろうね」
「ああ確かにそうだな、普通の海じゃねえんだもんな。浮かぶかもしれねぇ」
「(ブクブクブクブク……)」
「あっ沈んだ」
「駄目か」
「あっ〜ルフィが沈んだ〜!!!??大変だぁぁぁっ!!?」


「ったく世話掛けさせやがって!!下に突き抜ける寸前だったぞ!?後ちょっと白海だったぞ!」
「チョッパーてめぇなんで泳げねえのに飛び込むんだよ?!余計な手間掛けさせんな!」
「ご迷惑、おかけ、しました……」
「海雲も性質的には青海と同じって事か…だな」
「そりゃあんだけ水掛けられれば俺もまともに反撃できなくなるわけだわな」
「いやお前は元から駄目だろ」
「……はいそうでしたね」

結局まともに操縦出来るのはナミだけと言う事になりそのままウェイバーはナミ専用の乗り物として認定される事となった。と言っても青海にて入手したウェイバーはパガヤも見た事の無い部品も多く一度解体してみないと完全な修理は難しいとの事。

「ってあれっねえレウスさん、ナミさんは?」
「んっそこらにいるんじゃないのか?」

パガヤの解体及び修理が完了するまでのんびりとする事になったがビビ
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