いきなりのY/変わらない二人
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ヤング・ドーパントの手により子供の姿にされてしまったグレン
最初は子供であることを利用して楽しむがセリカの反応と自らの失態にバレてしまう
そして再び現れたヤング・ドーパントより、日が暮れると二度と元には戻れないと言われるのだった。
「そ…そんな、二度と元に戻れないだと… 」
「先生… 」
がっくりするグレンを心配するシスティーナであったが
「やりぃっ!!講師しなくてすむし、引きこもり生活復活だ!! 」
即座にこんな奴を少しでも心配してしまった自分を責めるシスティーナであった
「あ…あんたって人は… 」
そして毎度お馴染みとばかりにグレンに魔術を繰り出そうとするシスティーナであったが
「はっ!?やっぱり子供のままじゃダメだ!?俺にはやり残したことがあるんだ!! 」
「先生… 」
きっと自分達の面倒を見なければならない
それがやり残したことだと思うシスティーナであったが
「来週、高確率で当たるギャンブルがあるんだ!!子供のままじゃ参加できねぇ!一刻も早く元に戻らねば!! 」
「《毎度毎度・あんたって人は・いい加減にしなさい》!! 」
「ぎゃあぁーっ!? 」
システィーナが唱えたゲイル・ブロウを食らい、ぶっ飛ばされるグレンであった。
「まぁ何だ。話をまとめるのなら、グレンが子供になったのはあいつが原因な訳か 」
「は…はい。そうですけど 」
「成程な 」
セリカはヤング・ドーパントを見つめると
「かわいいグレンの姿をもう少し見ておきたいが、このまま引きこもりに戻られても面倒だ。私が倒してやるよ!《素は円環の物理へと》… 」
セリカはヤング・ドーパント目掛けて『イクスティンクション・レイ』を放とうとするが
「ダメですアルフォネア教授!? 」
「あの怪人には魔術が通じないんです!? 」
「そうなのか 」
システィーナとルミアの叫びにより『イクスティンクション・レイ』をヤング・ドーパント目掛けて放つのをやめるセリカ
もしセリカが『イクスティンクション・レイ』を放っていたらドーパントを倒すことはできず、校舎だけが破壊されたであろう
「お前も子供になれ! 」
ババァッ!!
「んっ? 」
そして、つい油断してしまったセリカもヤング・ドーパントの攻撃を食らってしまったのだが
「れっ!? 」
「何だ?何も変わってないじゃないか 」
セリカの姿は変わっていなかった。
セリカは見た目は20前後なのだが実は最低400年間は生きている人物である。
それだけ長く生きたセリカをヤング・ドーパントの力をもってしても若返らせることはできなかった。
「くそっ!!ならお前だ!
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