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提督はBarにいる。
『冷し』で暑さを乗り越えろ!・5
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とかければ完成だ。もう少し野菜が欲しければ、茹でたもやしなんかを添えると相性が良いぞ。




 さて、変わり種の冷やし中華という事でもう一品。今度はナンプラーを使ったエスニック風の冷やし中華だ。

《ゴマとナンプラーが香る!エスニック風冷やし中華》
※分量1人前

・中華麺:1玉

・牛ハラミ:100g

・キュウリ1/3本

・玉ねぎ:1/4個

・パクチー:お好みで

(タレ)

・白練りごま:大さじ2

・白すりごま:大さじ1

・醤油:大さじ1

・酢:大さじ1

・砂糖:大さじ1

・鶏ガラスープの素:小さじ1

・豆板醤:小さじ1/3

・塩:ひとつまみ

・水:80ml

(タレその2)

・レモン汁:大さじ1.5

・ナンプラー:大さじ1.5

・砂糖:小さじ2

・生唐辛子:2本

・お好みのナッツ:適量



 さて、作っていくぞ。牛ハラミ肉は軽く塩をして(分量外)焼いておく。

 キュウリは縦半分に割ってから斜め薄切りに。玉ねぎはスライスして水にさらしておく。

 中華麺を茹で、流水で洗って〆ておく。その間にごまだれを調合しておく。このごまだれ、作るのが面倒だというなら『マルちゃん正麺 ごまだれ冷やし中華』が一番味が近いのでそいつで代用してくれ。

 レモン汁、ナンプラー、砂糖、生唐辛子を刻んだ物、お好みのナッツを細かく砕いた物を混ぜて、具材の味付け用のタレを作る。出来たら焼いておいた牛肉、玉ねぎ、キュウリを加えて和える。

 よく水気を切った麺を器に盛り、ごまだれを回しかける。その上に和えた牛肉と野菜を乗せ、仕上げにパクチーを飾れば完成だ。




「そらよ、『蒸し鶏の冷やし中華』と『エスニック冷やし中華』だ」

「どっちも美味しそうね、貴女達も食べる?」

 五十鈴は箸を取りながら、海防艦の3人にも尋ねるが、既に腹がくちくなっていたのか、首を横に振る3人。

「あら残念、じゃあ私一人で頂くわね」

 五十鈴はそう言うと、チュルチュル、ズルズルと休む事なく冷やし中華を啜っていく。その姿に唖然としている占守達。まぁ、ウチの連中はよく動くから総じてよく食べるんだよなぁコレが。お陰でエンゲル係数がエラい事になってるらしいが……まぁ、必要経費と割り切っている。

「ふぅ、ご馳走さま。また来るわね提督」

「毎度。明日も出撃頼むな」

「ふふ、任せといて!」

 4人分の勘定を済ませ、颯爽と去っていく五十鈴を見送りながら、

「私、ここでやってく自信無くなったかも」

 と国後がポツリ。

「安心しろ、あと一ヶ月もすりゃあ慣れるから」

 事実、この数ヵ月後には
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