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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第584話】
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っていて窮屈そうに胸を押し込めている。
転入当初のバストサイズは見立てでは八十三、だが現在は八十六と今なお成長を遂げている。
因みにだが、軍服を着るのに遅れたのは岸原理子のせいだ、カーテン内で彼女のちょっかいが無ければ真っ先に着替えを終えていた筈なのに。
走りながら後を追うシャルは軽やかに跳び箱を跳ぶのだった。
一方――ラウラは未だにカーテン・サークル内に居る。
状況を先頭に移す、トップの美冬が平均台でバランスを取りながら進んでいる。
追い付いたエレンも同様に平均台を進むのだが――既に顔が真っ赤に染まり、いち早くゴールに行きたかった。
それも仕方ない、まさか胸元が大胆に開いたミニスカセーターだとは思わなかったからだ。
しかもヒルトが見てるという状況が非常にまずかった。
ハプニングを乗り越えたセシリア、下着が隠せてない箒、ぶかぶかのドレスの鈴音も平均台に突入。
それに遅れてるのは未来と美春、その後ろにシャル、簪という順番だ。
「キャプテン! セマッテル、セマッテル!」
「もう! 煩いってば!」
トップの美冬だが後ろを見ると続々と平均台に挑戦していた。
平均台の長さはあろうことか十メートル、長すぎるそれをバランス取りながら進む美冬。
だがここで驚異の追い上げを見せるのがシャルだ。
「皆、お先に!」
軽やかな足取りとバランスで平均台を渡るシャル、ここで一位になれば確実に優勝だからだ。
そしてもう一人――脱げる心配のない簪も追い付く。
「私も、先に……」
衣装による圧倒的アドバンテージ、だがコスプレにしてはいまいち萌えない為そういう意味ではアウト。
シャルに抜かれたのはいざ知らず、簪にも抜かれたとなっては箒、セシリア、鈴音の三人は憤ってしまう。
「くっ、このままでは負けてしまう!」
「し、仕方がありませんわね!」
「虎穴に入らずんば虎児を得ず、ってね!」
衣装の乱れを気にせず、平均台へと進む三人に遅れること未来と美春。
未来は羞恥心で本来の力を発揮できず、美春は羞恥心は大丈夫だが微妙に着心地の悪さで実力を発揮できない。
「お、遅れてるけど……は、恥ずかしい……!」
「何か動きにくいなー、可愛いのに……」
そんな二人も平均台へと移動――そして最後尾、ラウラは――。
「フフフフフ……。 ハハハハハ!!」
カーテン・サークル内から飛び出したラウラだが、身に纏う黒い装甲――シュヴァルツェア・レーゲンを纏い、跳び箱を吹き飛ばして突き進む。
ラウラが着ているピンクのビキニアーマー――着た当初は良かっ
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