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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第582話】
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のは可愛い。
「うーん、まあ当たりっぽい?」
「当たりだよ当たり! 私は何かな〜何かな〜♪」
美春も同様に抽選箱に手を入れた。
「何かな何かな〜。 ……小悪魔衣装?」
これまたミニスカタイプで色は黒、所々に赤をあしらい、背中には翼、スカートには尻尾、ついでと謂わんばかりに二つの角があった。
「あっ、美春が私の引いたんだ?」
「未来が選んだの? ……わあっ! これ可愛いな!」
目をキラキラさせる美春、未来(実は有坂真理亜)が用意した衣装を気に入ってしまった。
美春、未来と衣装決めに悩み、二人とも会ったのは別々だがヒルトの母親、有坂真理亜に相談したのだった。
「とりあえず私のは――え? 浴衣?」
「う、私が選んだやつだな」
エレンが用意したのは縁日等で着る浴衣だ、思っていたよりも普通の衣装で安堵した。
「よかったぁ、ミニスカート系だったら恥ずかしかったから」
穿けない事はないものの、やはりミニスカートは未来にとっては恥ずかしいのだ。
「ラストは私か。 ……これは、セーターか?」
「うん、美冬が用意した奴だね!」
秋も深まる運動会に、まさかのセーターをチョイスした美冬。
ともあれ、変なのではないことにエレンは感謝した。
これで全員の衣装が決まった。
「さあ! 全員カーテンの中に入って! あっ、ちゃんと体操服は脱ぐこと、お姉さんとの約束!」
ノリノリで実況する楯無さん、はっきり言うと俺と一夏は実況いらない気がする。
まだコスプレ生着替え走は始まったばかりだ。
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