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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第581話】
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た。
そして次は簪だが、連れてきたのはのほほんさんだ。
「にゃはー。 布仏本音、十六歳でーす。 好きな人はひーくんでーす」
さらっと俺に告白するのほほんさん、だがあまり周りは本気にしていなかった様だ。
「ふーん、ヒルトくん、ちょっとモテすぎじゃない?」
またもジト目で見てくる楯無さん。
「だから、一部からだけですってば」
「……ふんだ。 ヒルトくん、後で酷いんだから」
膨れっ面になる楯無さんを他所に、のほほんさんは更に続けていく。
「んでんで、スリーサイズは上からサイズは九十一、五十九、八じゅ――」
「本音、それ以上言うと……酷いから」
自分の体型と比較すると圧倒的スペック差で敗北する簪。
のほほんさんの体型を羨み、何故か脇腹をつねる。
「ぎにゃー!」
物凄く痛かったらしく、大きな声を上げて飛び跳ねるのほほんさん。
同時に跳ねる度に豊満な乳房がたゆんたゆんと揺れ動く。
……やっぱり、騎乗位でだな、次は。
疚しい妄想が脳裏を駆け抜け、危うく下半身に血液が集中しかけた。
「えーっと、美冬の番だね。 美冬を補佐してくれるのは、栗原理央ちゃん」
美冬に紹介され、一歩前に出た理央、相変わらず赤いメッシュの前髪が特徴だ。
「おぅ、俺が栗原理央だ。 こ、今回は美冬に頼まれたから仕方無く補佐することになった」
「おー? 理央ー、少しでもヒルトに気にかけてもらうために自分か――」
「な、何言ってんだ!! そ、そんな事、無いからな!? ヒルトも、勘違いするなよ! べ、別にお前の事、何も思ってねーし! ひ、昼休みとか、あいつお腹空いてないのかなとか、気にかけたりとか、毎日考えたりとかしてねーからッ!!」
段々と顔を真っ赤にしていく理央は本当に可愛い、言葉遣いは男っぽいがかなり女の子だ。
美冬はどう思ってるのやら……。
「えと、私飯山未来を補佐してくれる人を紹介します。 三組のセラ・アーカニアンさんです」
黒曜石から削り出した様な褐色肌、とはいえどちらかといえば真っ黒ではなく健康的な小麦肌に近い色をしたセラが前に出る。
褐色肌とブルマというコントラストが絶妙だった、エキゾチックな雰囲気を醸し出す彼女は、俺を見ながら――。
「セラ・アーカニアン。 三組、今日は未来の補佐を勤めます。 ヒルト、見ていて」
真っ直ぐな眼差しで見つめてくる彼女、隣の楯無さんからは更に複雑な視線を向けられた。
「……ヒルトくん、モテすぎ。 お姉さんだけのヒルトくんと思ってたのに」
明らかなヤキモチ、とはいえ……俺は
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