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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第581話】
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く無いわよ、同盟国として――」
二人の言い争いが続く、喧嘩するほど仲がいいという奴だろう。
そんな二人をよそに今度はシャルが――。
「えっと、僕は谷本さんに手伝ってもらうんだけど……って、あれ!?」
隣に居るはずの谷本癒子が居なく、代わりに一枚のメモ用紙が置いてあり、それを拾い上げるシャル。
「えっと、『ごめんなさい、シャルロット。 私には無理です。 今は探さないでください。 代わりに岸原さんにお願いしておきました。 谷本癒子』……って、ええっ!?」
土壇場で居なくなった谷本さん、色々なプレッシャーがあったのかもしれない。
そして驚いているシャルの背中に乗っかった女子が居た。
「おはろーはろー! 皆のウザキャラ、岸原理子だよ。 リコリンって呼んでね!」
……何て言うか、俺は彼女と関わった事はないがめんどくさく感じた。
そんな岸原理子、唐突にシャルの体操服に背中から顔を突っ込んだ。
何が起きたのか理解できず、目が点になるシャル――。
「くんかくんか、シャルロットは汗もいいにおーい」
何をしてるのか理解したシャル、一気に顔を真っ赤にし、悲鳴を上げた。
「きゃああああっ!? ちょ、ちょっと、やめっ――ひゃああん!?」
身悶えするシャル、直後取り押さえられる岸原理子――哀れ。
「う、うぅ……」
瞳に涙いっぱい浮かべるシャル――それとは他所に、隣の来客席からは。
「ホッホッホッ、なかなか良い声でしたな」
「うむ、こういうのが無ければ視察の意味もありませんしな」
「違いないですな」
オッサンもといエロオヤジ軍団はシャルの甘美な声にご満悦だった。
ぶっちゃけその首を北落師門で切り落として晒し首にしたい所だが、我慢も必要だ。
「それでは次は私だな」
腕組みし、胸を張って言うラウラ。
だが枯れた平原に果実は実っておらず、どんなに張ろうと平原は平原だった。
「性格も体型も慎ましやかな夜竹さゆかだ」
ラウラに傍若無人な紹介をされた夜竹さゆか、黒髪のミディアムカットでスタイルに関して、正直ラウラより良い。
寧ろスレンダーな体型で胸も美乳だ。
そんな夜竹さんはこめかみをひくつかせ、自分の胸を片腕で隠すようなしながら前に出た。
「今しがた、ラウラさんにひどい紹介をされた夜竹です。 特徴がないのが特徴です」
そうは言うものの、彼女……実は寝る前はパジャマの下を穿かない、下着姿で寝るという素敵な寝方をしている。
俺も裸で寝たいが、来客多すぎて今やジャージ着るのが習慣になってしまっ
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