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渦巻く滄海 紅き空 【下】
序 閑話
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質を持つ。本来はおとなしい性格だが、時折殺人衝動が湧き起こる事がある。
その衝動を抑える事が出来る唯一の人物がナルトであり、重吾の異常な性質を更生させる為に、精神を安定させる効能を持つ薬を開発してもらった。
その薬を作るのに必要な薬草が、波の国の森に群生する草なので、平和な波の国で隠れて住んでいる。
穏やかに生活できる夢を叶えてくれたナルトを、ナルトさんと呼び、慕っている。君麻呂と特に仲が良いが、ナルトと行動している彼が羨ましく思っている。


〇ドス・キヌタ
音の三人衆の一人で、大蛇丸に疑問を抱き、ナルトとの交渉に応じた。
キンと共にナルトの傍で暫し行動を共にしており、再不斬にも僅かの間鍛えられた様子。現在は鬼の国の巫女・紫苑に仕えている。

〇キン・ツチ
音の三人衆の一人で、ドスと共にナルトの交渉に応じた。
ナルトの傍で行動を共にしていたが、現在はドスと同じく鬼の国の巫女・紫苑に仕えている。猶、ナルトに対して淡い恋心を抱いていたようだが、多由也と香燐の剣幕に怖気づいてしまったようだ。


〇ミズキ
かつて波風ナルを騙して禁術の巻物を盗ませた罪で、木ノ葉厳重警戒施設に収容されていたが、ナルトにより秘かに脱獄。世間では死亡したように偽造されている。
カブトがサスケを襲撃した際、再不斬と共に変化し、一芝居打った。好人物のようなその顔の裏には野心家の匂いが秘められている。ナルトのことを昔から知っているような口振りに、食えない奴だと再不斬は評している。


〇零尾
尾のない尾獣とされているが、その正体は明らかにされていない。突然神農に口寄せされ、無理やり従わされていた。人の心の闇や負の感情を喰らい、闇のチャクラを生み出す。範囲内であれば人の心を読み、チャクラを吸収する事も可能。
額に『零』という字が施された生白いお面をつけており、笑っているのか怒っているのか泣いているのか判然とせぬ面相で、大蛇のような長い躰。無数の触手で攻撃するが、妖魔『魍魎』の妖気で闇を促進されたのが原因で、黒い翼まで生えた。
神農に口寄せされる前や自分の居場所、己の事を何一つ憶えていない。自身を化け物と呼ばず、黎明と名付けたナルトを慕い、従っている。













◎うずまきナルト










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