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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第577話】
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に笑うシャルとラウラの二人。
それにつられて俺も笑い、暫く動物の泣き真似をして二人の笑顔を作った。
そして……。
「おっ、もう時間か」
ぶるぶる震える携帯、時間が来たという事もあり俺は立ち上がろうとするが――。
「む、ヒルト。 私達二人に何か忘れてないか?」
「そうだよ、行く前にちゃんと……ね?」
二人して額を出した――頬を掻くと俺は二人の額に口付けを落とす。
「こ、これでいいか?」
「……本来なら唇と言いたい所だが」
「ま、周りの目もあるしね?」
疎らながらも人通りがある芝生広場、まあキスすりゃ足は止まるだろう。
俺は二人に手を振り、その場を後にして未来の元に向かった。
「……さて、昼からは負けないぞ」
「ふふっ。 僕もこのままトップは譲らないよ、ラウラ」
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