課外授業のデイウォーカー
第三ラウンド〜強制退場させたヴァルヴルガ×グレモリー眷属との共闘
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う大丈夫よ、間に合ってよかったわ」
リアスの声が届くと共に、強大な滅びの球体を生み出したリアスの姿。滅びの球体を移動しながらだけど、アーシアは禁手化状態が続き一旦こっちに戻る。サングラスがないと目が開けられないからか、それを察したファーブニルは光を抑えてくれた。時間稼ぎをしてくれた皆はグレンデルから離れて、リアスの後ろまで後退した。
「私の攻撃が効かない相手ばかりで嫌になるわ、いつまでも眷属に格好悪い所はを見せられないし一真達は様々な技を持っているから私も作ってみたわ。必殺技を。初撃が貴方なら効果があるかは分かるくらいだわ、吹き飛びなさいっ!」
リアスが強大な滅びの球体を前方に放った。ゆっくりと前に進んでいく球体の速度は遅いが、宙を移動するだけで床を削りながら移動しているくらいの威力だと見ようか。
『ん?何だそりゃ。おっそいじゃねぇか!』
グレンデルも間抜けな声を上げたけど、球体は徐々に内部で紅と黒の魔力のオーラを渦巻かせていく。どういう効果があるのか、まだ分かってねえ状態のグレンデルだがその巨体が段々と引き寄せられる。
グレンデルも引き寄せられていくのが理解できたのか、抵抗しようにも空しく体をよろけさせる。床に膝をついてまで抵抗をしようとすると、アーシアとファーブニルの意志で光の弦を出現させて球体に向けるように体が動き出す。
『・・・・ぐおっ!?引き寄せられているっ!?光の弦と共に何つー吸引力だっ!』
光の弦が消滅したと同時にアーシアも攻撃態勢を止めていた。それと同時にグレンデルと球体が接触を始めると、どんどんどんどんと強固な鱗が弾け飛ぶのが見て分かる。
『グオホォォォォォォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!』
絶叫を上げるグレンデル。強大なトルネードのように滅びの球体が容赦なく邪龍の全身に襲い掛かる。あの強固なグレンデルの体が崩れ去るように削って行く。
『チィッ!』
舌打ちをするグレンデルは、翼を広げて逃避行しようとするが雷光龍によりそれは阻止させる。そして再び感電しながらの滅びの竜巻により削られて行く。
『グガガガガガガガガガガガガガがガガガガッガガガガガガガガッ!』
盛大に崩れていく朱乃は堕天使化しなくても余裕を見せている。リアスとは違いハイブリッドによる攻撃だからなのか、力をセーブしてもそれ以上の出力調整出来るようにしてある。
「あらあら、貴方はそこで消し飛ばないとダメですわよ?それにこの力は一真さんのお陰で、力をセーブした状態でも自由に出せるようになりましたから」
リアスが紅色の髪を払って言った。
「一真達との修業により、CB兼黒神眷属の影響で私の魔力にもとても影響を受けたわ。そして変化を受けたのは私だけじゃない、アー
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