第四章 RE:BIRTH
VS銀白 再び
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て、自分もゲートをくぐって行った。
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「・・・・・・来ました」
「そうか」
「次元が開きます。反応は翼人です」
「まあ「EARTH」でしょうね」
城壁の囲む施設の中で、モニターを見る男たちが、一斉に外を写すモニターに視線を向ける。
見ると、グォン!と一気にゲートが開き、そこからドチャドチャと「EARTH」のメンバーが落ちてきた。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・撃っていいと思う?」
「まあ待ちましょう。とりあえず・・・」
「とりあえず?」
「来訪者には挨拶です。それが礼儀です」
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「重い!!上乗ってんの誰だ!?」
「ガァア・・・・」
「バーサーカーッ!?」
「より重く感じてきたぞ・・・・」
「セイバーさん、甲冑が痛い痛い!!」
「誰か髪の毛挟んでるって!!」
折角みんなで一斉にあらわれ、突っ込んでいこうとしたにもかかわらずこの体たらく。
突っ走った約一名のせいですね。
「ここが・・・・」
そんな彼らの上を転がって、地面に最初に降りたのは唯子だ。
その目の前の門を、力強く睨み付けている。
他のみんなも立ち上がり、その門を見上げた。
「この中か?」
「・・・・はい・・・・私たちは中では出されなかったので・・・・中は解りませんが・・・・」
クラウドの言葉に、青龍が応える。
と、大きな門の脇にある小さなドアから、一人の男が出てきた。
「やあみなさん」
「お前ッ・・・!!!!」
そこから出てきた男を見て、唯子が怒りの形相で走り出そうとする。
しかし、アリスがその肩を掴み、唯子を止めた。
「なるほど、彼が責任者ですか」
「アイツが街を壊したんだ・・・・あいつがみんなを、翼刀を!!」
唯子の叫びで、男に皆の注目が集まっていく。
それを聞き、男は人差し指を上げて訂正を始めた。
「ええ。ですが実際に行ったのは私ではなく「翼刀」ですよ」
「変わらないだろ!!」
「そうですよ。然したる差などないでしょう。ですが、それがなんです?」
「な・・・・・」
「あれは私の実験にとって重要なことでした。結果、十分なデータが集まったのです
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