暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第四章 RE:BIRTH
VS銀白 再び
[4/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
て、自分もゲートをくぐって行った。



------------------------------------------------------------





「・・・・・・来ました」

「そうか」

「次元が開きます。反応は翼人です」

「まあ「EARTH」でしょうね」





城壁の囲む施設の中で、モニターを見る男たちが、一斉に外を写すモニターに視線を向ける。



見ると、グォン!と一気にゲートが開き、そこからドチャドチャと「EARTH」のメンバーが落ちてきた。



「・・・・・・」

「・・・・・・」

「・・・・撃っていいと思う?」

「まあ待ちましょう。とりあえず・・・」

「とりあえず?」

「来訪者には挨拶です。それが礼儀です」




------------------------------------------------------------




「重い!!上乗ってんの誰だ!?」

「ガァア・・・・」

「バーサーカーッ!?」

「より重く感じてきたぞ・・・・」

「セイバーさん、甲冑が痛い痛い!!」

「誰か髪の毛挟んでるって!!」



折角みんなで一斉にあらわれ、突っ込んでいこうとしたにもかかわらずこの体たらく。
突っ走った約一名のせいですね。


「ここが・・・・」


そんな彼らの上を転がって、地面に最初に降りたのは唯子だ。
その目の前の門を、力強く睨み付けている。

他のみんなも立ち上がり、その門を見上げた。



「この中か?」

「・・・・はい・・・・私たちは中では出されなかったので・・・・中は解りませんが・・・・」


クラウドの言葉に、青龍が応える。



と、大きな門の脇にある小さなドアから、一人の男が出てきた。



「やあみなさん」

「お前ッ・・・!!!!」



そこから出てきた男を見て、唯子が怒りの形相で走り出そうとする。

しかし、アリスがその肩を掴み、唯子を止めた。



「なるほど、彼が責任者ですか」

「アイツが街を壊したんだ・・・・あいつがみんなを、翼刀を!!」



唯子の叫びで、男に皆の注目が集まっていく。

それを聞き、男は人差し指を上げて訂正を始めた。


「ええ。ですが実際に行ったのは私ではなく「翼刀」ですよ」

「変わらないだろ!!」

「そうですよ。然したる差などないでしょう。ですが、それがなんです?」

「な・・・・・」




「あれは私の実験にとって重要なことでした。結果、十分なデータが集まったのです
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ