第四章 RE:BIRTH
VS銀白 再び
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オオオオオ・・・・・・・
翌日
「EARTH」の一室に、ゲートが開かれた。
向かうメンバーが、門の前に立つ。
「俺たちの目的は蒔風の奪還だ。相手組織を潰せればそれでいいけど、無理ならすぐに引き返すよ!!」
「わかった」
「OK」
「では、いきましょう!!」
いつも通りの服装で、アリスがそういって先陣を切って踏み出した。
戦力は十分。
さあ、取り返しに行こう。
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「私も行く!!」
「ま〜ち〜な〜さ〜い〜!!」
唯子が出陣の話を聞き、その部屋に向かって走り出そうとする。
その唯子に待てと声をかけるのはイリヤである。
ちなみに唯子の腕を掴んで止めているのはバーサーカーである。
「だって翼刀がいるかもしれないのに!!速くいかないと・・・・!!」
「いまみんなが向かっているのは舜を取り戻すためでしょ!!そっちの方もどうにかしようとするでしょうけど、もしもの時は置いてこられちゃうって!!」
「何で翼刀が後回しなのよ!!私、行くから!!」
ズっ!!
「え?うきゃぁ!!」
「ゴォオ!?」
叫び、勇んで、足を進める唯子。
バーサーカーがずるずると引きずられ、乗っかってるイリヤが頭にしがみつく。
「フニニニニニニニ!!ウニャーーー!!!」
「かわいい声出してなんてことしてんのよ・・・・」
腕を引っ張ってバーサーカーごと進む彼女が、かわいい気合いを出して進む。
イリヤはそれを見て呆れていた。
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「向こうのゲートは開いてないから、潜ったら中で待っててね」
そう言う観鈴が、ゲート内にメンバーを進めていく。
中にはすでに理樹がいて、青龍を握って、すぐにゲートを開けるようにしていた。
「ふう・・・これで全員かな?じゃあ私も・・・・」
「わったしがいまーーっす!!」
「え?」
ドーン!ズボッ!!
そこにバーサーカーを引きずる唯子が走ってきて、掴まれている腕をゲートに向かって投げるように伸ばした。
飛んでいくように前に進むバーサーカーに引っ張られて、唯子もゲートに飛び込んて行った。
「が・・・がお・・・・」
その光景にポカーンとする観鈴。
そしてハッ!と気を取り直し
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