第四章 RE:BIRTH
四面楚歌
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ビシッ!!!
「「「「!!!!」」」」
ビッ!!ビビッ!!バリッッ!!!
ドシャァッ!!
「うわぁっ!!」「っとと!?」「つ、着けた!?」
空間を裂いて、そこから七人の男が転がり落ちてきた。
なのはにはその七人に見覚えがあった。
「青龍さん!?それにほかのみんなも!!!」
「・・・・なのはさん・・・・」
「何かに引かれると思ったら、エクスカリバーだったか」
蒔風の使役獣・七獣。
その人間体が、次元の穴から落ちてきたのだ。
彼らが言うには、蒔風は脱走した時にうまく自分たちだけを投げて逃がしたのだそうだ。
最初から出していくと相手に利用される可能性があるし、下手をすると彼らも改造されるかもしれないことを考えると、迂闊に出せなかったそうだ。
「それに、相手の剣も世界四剣・・・・我らもばれていれば何をされていたか・・・・」
「相手も・・・世界四剣!?」
「・・・・世界四剣って・・・なんなの?」
なのはが、セイバーに聞く。
しかし彼女も知らないという。
その呼び名はもっと高次での物らしいのだ。
「アリスに聞こう。それが一番だ」
士の言葉に、一同は「EARTH」に戻る。
四剣の実体が、明かされようとしている。
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「お前、剣をどこにやった?」
「さあね」
「お前が投げた剣七つ。そのすべてが回収されていない」
「答える義理があるか?」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「モニターしました。驚きましたね。これ、十五天帝ですよ」
「では、彼は四剣の所有者だったと!!!」
「オルセアではわかりませんでしたねぇ。いやはや迂闊迂闊」
「待て。伝承では天剣には仕えし獣がいるということだろう?」
「このままではこの場所が「EARTH」にばれるぞ」
「なに。そうはいってもこの世界に来るのは・・・・・・明日でしょう」
「すぐじゃねぇか!!」
「だったら、それまでにことを済ませます」
「こと?こいつに洗脳も何も効かないぜ?」
男が、蒔風の部屋の扉に向かう。
そしてニッ、と、気持ちよく笑ってみせた。
「目標は、高い方が燃えるんですよ」
男が部屋に入る。
処置が、始まった。
「始めますよ。死ぬかもしれないので、覚悟はいいで
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