第四章 RE:BIRTH
青年、来る
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目のを破壊する。
あと一人とセイバー。
周囲の動きが鈍い。
どうやら相手はこの動きについてはこれないらしい。
三人目。
背後から刃が首輪を捕え、切断して地面に落ちる。
その瞬間、フェイトは信じられないものを見た。
倒れていく三人目。
その男越しに、セイバーの両目がフェイトの姿を見ていた。
視線が合う。
(ッッッ!?今こっちを・・・!!!)
驚愕するフェイトだが、もうセイバーに対する刃は振り込まれている。
止められない。
そして
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蒔風はその一部始終を見ていた。
死人兵士はフェイトを捉えきれていない。
が、一人だけ静かに佇んでいた。
一人、二人とフェイトが敵を倒し、三人目に差し掛かった瞬間、セイバーの顔が動いた。
視線が向く。
視界に捉える。
「フェイトォ!!!」
しかし、フェイトは止まらない。止まれない。
振り下ろされるライオットブレード。
ガァン!という音と共に、セイバーの左小手がその刃を受け止めた。
同時、右手に握られた刃が振り上げられた。
フェイトが反射的にライオットブレードのもう一本でそれを受けてしまおうとする。
だがフェイトもこの行動を取りながら気づいていた。
これでは防げない。
そして、振り下ろされる。
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迫る刃に、フェイトが思わず目を閉じる。
ライオットブレードでは防げない。
ギィン!!
しかし、その刃はフェイトに襲い掛からず、間に入った蒔風が「林」で受け止めていた。
真上からの降りおろしを、両手で支えながら。
「舜!!」
フェイトの呼びかけ。
それに対し、蒔風もこたえようとする。
なんつー重い一撃だ
しかし、声は出なかった。
スパッ!!ブシュゥッッ!!
「オ・・・・ガッ・・・・」
「!?」
蒔風の左肩から、右腰に掛けて、一太刀の刀傷が出来ていた。
刀は受け止め、防いだにもかかわらず、その先に続く斬撃は止まらない。
「か・・・そういえば・・・・腕のある奴が持つと、斬撃がホイホイ飛ぶんだっけ、な!!!」
そう苦しそうに言いながら、蒔風がセイバーの腹に一撃蹴り入れ、空高く打ち上げて一気にカタ
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