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世界をめぐる、銀白の翼
第四章 RE:BIRTH
最悪武器の威力
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「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ・・・・・」

「だ、大丈夫ですか・・・?」

「ああ・・・・・だがまずいぞ。このまま・・・・・ッハァ・・・・じゃゴリ押しで負ける・・・・」



エリオとパンチホッパーは、蒔風とキャロを掴んでどこかの民家に飛び込んだ。

いま、そこの冷蔵庫を漁ってのどを潤し、包帯で手を巻いている。



「街の人たちは操られているだけだ・・・・」

「あの首輪ですよね」

「どこかに指令を出してる場所があるはずなんだが・・・」



そういって、この街の地図(地下牢から盗ったもの)を広げ、自分たちの位置を大体で指差す。



「俺たちがここ・・・・だな。なあ、こういう場合、やっぱどこからやるよ?」

「そうだな・・・やはり電波となると中央部からの発信が一番効率がいい」

「キャロは?サーチできるか?」

「サーチしたんですけど・・・・その電波、街を囲むバリアがら出てるんです」

「と、なると・・・・・あれを壊さないとダメ?」

「いや、あのバリアはオレが出て行った瞬間に展開されたが、その時はまだ彼らはいなかった」


自分が脱出した時を思い出し、蒔風が言う。
あの時に町の連中がまだ出てきていない、ということは、自然に考えてあくまでもバリアを利用して発信している、というだけで電波発信を操作している基地は別にあると考えるのが一番だ。


もちろん、そうではない可能性もあるにはあるのだが・・・・・



「それを考えたら何もできないもんな」

「ああ、できることを順番にやってくしかないみたいだな」



そう話を終え、当面としてはその電波基地を見つけることを第一にした。

話しているうちにエリオが外の様子を見てきたらしく、話してくる。



どうやら探し回る、といううことはせず、マネキンのようにその場で突っ立っているらしい。
等間隔に、それこそチェスの駒のように並んで立つ彼らは気味の悪いものだ。


探し回ってくれれば隙もできるから抜けやすいのだが、こうされると抜け出すのも無理だ。



「あ〜も〜・・・・・」

「俺、裏口の方見てくる」

「頼む」



どーしろというのだ、と頭を振る蒔風に、パンチホッパーが裏口側を見てくると言って部屋を出る。




直後





「ウオおおおおおおおお!?」

《rider punch!》




ゴッ!!ドォオゥッ!!!





驚愕の感情が込められた声と、ライダーパンチの起動音がして、仮面ライダーパンチホッパーが部屋まですっ飛ばされて戻
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