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世界をめぐる、銀白の翼
第四章 RE:BIRTH
遊・園・地ッ!
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変だよ?」



ふむ、と考える蒔風にフェイトがヒョコ、と顔を出して聞く。

そのフェイトにうん、とうなずき、じゃあ各自自由行動で大丈夫かー?ときき、九分九厘の賛成をもらったのでそのようにした。
ちなみに反対意見は上条、士郎の


「「一緒に回ってください!!!(食費的な問題で)」」


だった。


が、ダメ。
ここは民主主義


とはいってもあまりに哀れだったので蒔風からお小遣いが出た。
多分足りないだろうけど。




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この遊園地は敷地が広い。

テーマパークの場所もあれば、少し進むとキャンプ場のような場所もあるのだ。


これだけ詰め込んで経営とか大丈夫なのかと言われそうだが、結構儲かっているらしい。







「先輩先輩!!これ!これやってみましょうよ!!」


士郎と回っていた桜が、ゲームセンターのような場所で一台の機械を指さしてぴょんぴょん跳ねていた。
その機械のタイトルは「占いマッスィ〜ン☆」という怪しさ爆発のネーミングだった。



が、女子というのは往々にしてこういうのに惹かれがちであり、桜もその例外ではなかった。


「相性判別占い?」

「そうです!!やりましょうやりましょう!!」

「え?でもあっちのメリーゴーラウンドとか・・・・」

「やれ」

「はい」


一瞬桜の足元から黒いカーテンのようなものが見えたので即座に従う。

ヤダ・・・・女って怖い


その二人を見てセイバーが面白そうですねと眺めていると、イリヤが話しかけて行った。

「セイバーはいいの?シロウとの相性判断」

「私とシロウの間には信頼という絆が出来上がっていますし、私の鞘を宿しているんですから、相性もばっちりです。いまさらそんな箱にこもって測る必要もないですよ」

「ふ〜ん」

「貴女はいいんですか?」

「私だって士郎の姉で妹よ?そんなもん今更・・・・」


「「ねぇ〜?」」


フフン、と鼻を自慢げに鳴らして、無い胸を張るセイバーとイリヤ。
あ、無いとか言ってすみません。



そのふたりの話を聞いて、桜がグッ、と止まるが、それでも機械にコインを入れてデータを打ち込む。



「名前は・・・・」

「「衛宮士郎」と「衛宮桜」」

「なんで!?「間桐桜」だろ!?」


「生年月日は」

「知ってますよ(ピッピッピッ)」

「打つの速ッ!?」



「体重、身長、年齢・・・・」

「(ピピピピピピピピピピピピ!)
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