第四章 RE:BIRTH
レッツフィスティボー!!
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た少年(?)を閉じ込めた。
よく見るとその棺桶には模様のように文字が刻まれており、何やら厳重に封印されているもののようだった。
「ダグバだった!!いまの絶対ダグバだった!!!」
『アハハハハハハハ!!!(ガタガタガタ)』
棺桶の扉を背中で押さえながら叫ぶ士、棺桶の中から聞こえてくる笑い声。
「士!!それを絶対に開くな!!」
「わかってる!だからそのディエンドライバーをこっちに向けんな海東!!」
「え?俺ごとやれって?流石は士!!ライダーの鏡だね!!」
「海東てめぇええええええええええ!!!」
そんな漫才をしている間にも棺桶は大きく揺れ、ついに扉が開いて士が前に突き出される。
士は海東に突っ込んでいって二人は転び、棺桶の中から飛び出していったものは真っ直ぐユウスケの元へと走り・・・・!!!
「もっとボクを笑顔にしてよ」
なんだかそんなことを言ってきた。
いや、こいつが言うとこの言葉は恐怖にしかならないのだが、何かが違う。
「えっと・・・・?」
「もっとボクを笑顔にしてよ」
いうなれば「僕」が「ボク」になってた。
なんだろう、それだけでかなりかわいい。
あと、姿も変わっていた。
形態はあの究極の闇「ン・ダグバ・ゼダ」なのだが、大きさがひざ下くらいしかない。
後いうなれば「ちびキャラ」になってる。
そんなダグバがユウスケの脛のところをヒシッ、と掴んで「笑顔ー」とか言ってる。
なにこれかわいい。
呆気にとられるユウスケが手に持ってたリンゴ飴をなんとなしにダグバに与ええると、それを受け取ってカリカリと食べ始めた。
流石はクワガタ怪人である。
そしてかわええ。
「おっもちかえりぃぃぃいいいいいいいいいい!!!!!」
そのダグバをどこから探知したのか、レナが疾走して掻っ攫っていた。
「ンーーーー!?」
「はぅう!!かぁいいよ!!この子かぁいいよーーーーー!!」
「ゼダ!!ゼダーーー!?」
なんかダグバのほうも「ン!」と「ゼダー!」としかしゃべらなくなってる。
ホントにただのちびキャラじゃん。
結局、何とかしてダグバをレナから解放し、そのダグバはユウスケのもとへと走って行った。
そしてしがみつく。
どうやらなついてしまったらしい。
「「なに・・・これ・・・・」」
ちなみに海東がゲットしたのは「紙飛行機」「銀玉鉄砲」「ハリセン」だった。
うまくやればネタにできたのだろうが、今更あれ以上は不可能だ。
「ま、残念だったな、海東」
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