第四章 RE:BIRTH
レッツフィスティボー!!
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ぁぁぁああああ!?」
そのコルク一発で標的が吹っ飛んだ。
腕をふるう遠心力のみでここまでやるとは恐ろしい筋肉だ。
標的だったのは「大当たり」と書かれた空き缶で、中には釣り具に使うような重しがゴロゴロと入っていた。
卑怯だぞおっちゃん
「アガーーーーー」
そのおっちゃんは( ゜ Д ゜)な顔をしてポカーンとしていた。
「なあ、これ何でも持ってっていいんだよな?」
「ルールだとそうですネ!」
「井ノ原さんさすがですっ!」
「じゃあこのゲーム機もらってくぜ!!」
「あうあーーーー!!!」
「おっちゃん!!あと八発あるぜ!!」
「オマイガーーーーーーーー!!!!」
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宝釣り、というものを知っているだろうか?
巨大な水槽のような箱の中に多くの景品が入っており、それには紐が付いている。
そしてその紐は一か所で束ねられており、どれがどれにつながっているか分からない、というものだ。
そのうちの一本を引いて景品をゲットという、運試しに近いゲームだ。
今回引こうとしているのは
どうせロクなの当たらないと大和に忠告されたが欲望を開放して挑戦、一子
一刀がなにか一つおごってくれるというので、確実に物として残るのを狙って、蓮華
あとは
「お宝なら僕の出番だNE☆!!!!!」
と超大声で騒いで雄介と士にド突かれ、笑いのツボで絶賛抱腹絶倒中の海東である。
ちなみにその海東を士はバシャバシャカメラに収めており「将来国語辞書に載せる」とか言っていた。
こいつならやりかねん。
抱腹絶倒之図
↓
写真
みたいな
一回百円というので、それぞれ三回ずつ挑戦してみるということでオッチャンに金額を払う。
まず一人目、一子が三つ選んで一気に引いた。
せっかちというかなんというか・・・・あまりの即断におっちゃんも唖然だ。
が、とりあえず何かは引いたらしくその景品を受け取る。
「辞書だったよぅ・・・・」
「あっはっは!!ベンキョーしろってことなんじゃねぇの?見せてみ?何語辞書?」
「グロンギ語辞書」「オンドゥル語辞書」「グディーン・ヅゥー!」
ポン、と一子の肩を皆の手が同情の意味を持って叩かれた。
というか最後のは違うだろ。
超電子!?超電子なのか!?このエゲ声め!!
「じゃ、じゃあ次は私ね・・・・」
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