第四章 RE:BIRTH
レッツフィスティボー!!
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階段序盤
「いやぁ、見上げると結構長いなこの階段」
「俺なんかこの一番上から一気にジャンプしたことあるぜ」
「ま、張り切っていこー!」
中盤
「ちょっときついかな?」
「いやいや、大丈夫!」
「わははははは!!三往復目!まだまだ行くぞ一子!!」
「はーい!!あと四往復!!」
「危ないから走んな!!!」
少し上
「はぁ・・・はぁ・・・」
「ご主人様?大丈夫ですか?」
「・・・いやいや大丈夫。はは、ちょっと甘く見てたねこりゃ。すこし・・・本気出すとしますかね・・・・」
「姉さん・・・・助けて・・・・」
「大和ぉ、お前体力無いなぁ」
「もう八往復してる姉さんと一緒にしないで・・・・」
もう少し上
「ご、ご主人様?」
「い、いや!大丈夫!ほら!!最近あれじゃん!あれだったからさ!!そうだよそうそう、だからだよ!」
「わふ〜、楽ちんです〜」
「筋肉さんが役に立ったぜ」
「でも私にクドさんに美魚さん、華琳さんを乗っけて大丈夫なんですか?」
「キャロ、こういう時は利用できるものは利用するものよ」
「華琳さんは早々にめんどくさいって言ってましたもんね・・・」
また少し上
「ほ、ほら!!蚊に刺されたから!!蚊のせいだから!!だから疲れてんだよ!!きっと貧血だな、うん!!」
「二十三往復目ーーーー!!!」
「運んでくれるのはいいけど姉さんそのまま何往復もしないで振動が・・・・・!!うぷっ」
「な、なんでこんなに段数があるんでしょうか・・・・?」
「も、もうだめだ・・・・(バタリ)」
「ユウスケ!?」
「い、一体何が・・・起きて・・・・」
そしてついにユウスケが倒れる。
ここまでくればもう分る。
この階段おかしい。
と、そこで隣を歩く蒔風がペロリと舌を出して謝ってきた。
「あ、やべぇ幻術やりすぎちった」
「「「「蒔風テメェ!!」」」」
「笑いのツボッッ!!!」
「ふげっ!?・・・・くっくっくっく・・・っはっはっは、あーーーー!!!っはっはっはっはっはっは!!!ふふふ、うふふふふふふふふふふふ!!!あはははははははははははははははは!!!アハハハハハハハハ!!!!」
「るっさい!!(ドカッ!!)」
「あっはっは〜!?(訳:すんませんッ)」
笑いのツボを刺され、それでも苦しむことなく笑い続ける男、蒔風。
背中から蹴り落とされ、階段下に放り込まれたのは言うまでもない。
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