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世界をめぐる、銀白の翼
第四章 RE:BIRTH
海だー!!
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「どうやら女子を危機的状況に追い込んで、助け出してそのまま・・・とでも思ったらしいのぅ」



ちなみにその二人は今、首だけを出した状態で砂浜に埋まっている。縦に。

まだ気絶しているが、今しがた姫路たちに連絡したので引き取ってもらえるだろう。



と、その前に



「(ボソリ)おっぱい」

「「どこにおっぱいが!?」」


蒔風のその一言で、気絶していた二人が目を覚ます。
バカしかここにはいなかった。


「嘘だよ。じゃ、せいぜい楽しめ」


「え?あ!舜!!騙すなんてひどいよ!!」

「あの野郎・・・男の深層心理に働かせてきやがったな!!」



蒔風のやり方に無駄な憤りを感じる二人だが、その背後に脅威が迫っていることなど考えてもいなかった。



「ア〜キ〜?(怒)」

「明久くぅん?(怒)」


「雄二。いま誰のこと考えてた?」

「そ、それはだな(ガシッ!?)返答も聞かずにアイアンクローはないんじゃないか!?」



後ろに振り向くこともできず、二人はしっかりゆっくり処刑(おしおき)されていった。




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「あ!!真司飛ばし過ぎだってのー!」

「ワリワリ!!取ってきてくれ!!」

「もうお前もこい!!」




一真&真司、ボール捜し中・・・・




海岸沿いの岩場


「あ!!見つけたぜ!!」

「マジか!!」

「ああ!この人が持っててくれたよ!!」



「お前か・・・このボールを飛ばして来やがったのは・・・」

「!?」

「俺をイライラさせるとはな・・・」

「浅倉!?」

「ん?知り合い?」



そう言って一真が真司に聞くが、とうの真司は口をパクパクさせてしまっている。

と、そこで浅倉が真司に指を向け、こういった。



「・・・・馬鹿か?」

「みんな馬鹿バカって俺のことォーーー!!!(ブワッ!!)」

「え?真司?真司ーーーーーー!?」


「オイお前・・・悪いと思うなら・・・・俺に喰いもんでも買ってこい」


「え?えっと・・・?」

「あそこの・・・・焼きそばなんかでも何でもいい。早くしろ・・・腹が減ってイライラしてるんだ・・・・」

「わ、わかった!(な、なんだこいつ・・・言いようもない雰囲気を発してるぜ・・・)」



五分後




「はいよ」

「・・・・・・なんだこれは」


「何って・・・・・・焼きサバ」


「鯖じゃ
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