Operation 02-発令、ファーバンティ解放作戦-
放たれた矢
Mission12「北の空-セントアーク緊急防衛戦-」
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で大きいと何処にコアがあるのか…》
《でもなんとしてもここで落とさないと!》
無線が聞こえる。これは…501のみんな?
確かに全体にわたって攻撃がされているが、それでもあまり削れていないネウロイを見て私は決意する。
「よし…サーニャ、超長距離狙撃できる?私が突入するから、熱源スキャンで送ったコアの位置に撃って!」
「わかった。」
私はMG42をハンガーにしまうと、ハンガーから取り出されたDSR1、この世界に来る前に使っていたボルトアクションの狙撃銃を取り出す。
DSR1はカールスラント・ブリタニア・オラーシャの3カ国開発された次世代で小型・ネウロイに対してきわめて有効なボルトアクション狙撃銃の開発計画で開発され、それぞれ3つのタイプが作られている。
このDSR1は正確に狙いやすい性能に加え弾速が非常に高く、テストではネウロイに対してリネット・ピジョップの協力により1.5km先からネウロイのコアを貫くほどの火力を誇っていたが、大型ネウロイに対して更に有効に改良されたオラーシャに本社を置くHIKSのS300やブリタニアではこれらのバランスを保ち製作されたL118Aの3つから「遠距離狙撃で安全に倒せても、物量相手には押し切られる」という理由で真っ先に外され、カールスラント側で製作された20丁とブリタニア側のDSRB1の2丁、オラーシャ側のDSRO1を1丁のみで終わっている。
精密さや弾速、火力は通常のウィッチでも従来の対戦車ライフルと渡り合えるポテンシャルを持ち、構造が整備しやすいように作られていることからDSR1は実戦などでの活躍により徐々に見直され始めている。最近ブリタニアでは再度開発が開始され、オラーシャではHIKS社が性能を買いS300との統合開発も進みながらオラーシャ軍事部では改良型の開発も進み、カールスラントでは改良型のDSR2がロールアウト開始、DSR1もロールアウト再開となり徐々に主力へとなりつつある。
「サァテ…いくぞー!」
DSR1を構えると一気に急降下し先制と言わんばかりに2発射出。
その2発が完全に貫通したのを確認する。そしてその穴を使いすぐに熱源スキャンを行うと
「コアの位置がわかった!情報送るぞ!」
《情報は受け取った。手伝いよろしくね》
サーニャはフリーガーハマーの起爆時間をセットすると、5発一気に射出。ネウロイの反撃により2発は破壊されたがサーニャ自身への被害はバルクホルンのシールドによって防がれた。
10秒ほど経つと一気にネウロイの装甲が吹っ飛び、コアがあらわになった。
「そこダ!」
DSR1を2発撃つと、コアをきれいに貫通して破壊した。
ネウロイが大きく崩壊する。下にいた深海棲艦もいなくなっていたことから、501のみんながやったのだろう。
「迎撃終了、これよりセントアークへ
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