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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第565話】
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んに、俺も応えて手を振り替えした。


「あっ、ヒルトくんが手を振ってる!?」

「てか織斑くんも居る!!」


 何か聞こえたが、第一走者全員が実況席へと手を振り返してきた。


「あら、モテモテね、ヒルトくん」

「……大半は一夏でしょ、俺はあくまでも一部からです」

「……やっぱりモテてる自覚あるじゃん……」


 ムスッと膨れっ面になる楯無さん、流石の俺でも気付く所はある。

 とはいえ今なお一夏の方が人気はあるが、俺にとっては気にする内容ではないため、放置した。

 ――と、そろそろ競技が始まるらしく、競技用ピストルを構えた先生が姿を現した。

 この競技は組代表の参加は認められていないらしい(特にラウラ辺りは速すぎるからだろう)。

 とはいえ、どう転ぶかわからないのが障害物走だ、俺は走者全員の健闘を祈るしかなかった。


「全員、スタート位置に!」


 その激が飛び、一斉にスタートラインへと並んだ第一走者達――そして、スタートの合図であるピストルの音が響き渡るのだった。
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