§1 魔王になった日
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するも、右足を鋭い痛みが襲う。
「あぁぁー!!」
―――いたいいたいいたいいたいいたい!!!!!!
蹴られて飛ばされ背が地にぶつかった。口から血が流れ出る。頭上には目を瞑った白い翼の男。剣をこちらへ向けてくる。 助けを求めて必死に周囲の大地に手を伸ばす。指先に、冷たい感触。男が振り下ろしてくる剣に恐怖を感じ、目を瞑りながらもそれを防ごうと手を前に出す。
ぶすっ、という生々しい感触。
「がぁ……」
呻き声が聞こえ、目を開く黎斗。彼が突き出した剣は男を貫いていた。
「あ……あ……」
もう限界だった。黎斗は意識を、手放した。
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