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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第563話】
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たマイクを片手に、空いた片手で黛先輩とハイタッチしながら声高らかに宣言した。

 そして黛先輩は実況席近くのカメラをスタンバらせる。

 これもそうだが、今回は超小型ドローンによるリアルタイム中継されている。

 これは学園に来られなかった親御さん向けに中継されてる為、一般には中継されていない。

 準備が出来たのか、出来た組から代表者が現れる。


「一意専心。 常在戦場。 心静かに……いざ参る!!」


 箒組からは箒が――最新専用機だからだろう、そういったアドバンテージで選出されたのかもしれなかった。


「今のわたくしに敵などいませんわ……。 ブルー・ティアーズとわたくし、セシリア・オルコットが奏でる終わりなき円舞曲で魅了してあげますわ!」


 自信満々に姿を現すセシリア――明らかに俺とキスしてからかヤル気が違って見えた。


「フフン。 この競技に関してはあたしに分がありよ!」


 不適に笑みを浮かべる鈴音、八重歯がキラリと光っていた。


「おー? 専用機じゃないけど、頑張るぞー」


 シャル組からは宇崎玲が選出された、シャルは大事をとって辞退したのだろう。

 機体はラファール・リヴァイヴ、パッケージの使用は認められてないため、素のリヴァイヴだ。


「己の無力、思い知るがいい」


 威風堂々とラウラが前へと躍り出た、口上は何か偉そうだが。


「……やってみる。 私と、打鉄弐式で」


 簪組も簪がそのまま選出、レート計算が違うとはいえ、専用機故のアドバンテージも考えたのだろう。


「玉を打ち落とす……? とりあえず、お兄ちゃんに良いところ見せなきゃ」


 美冬組からはそのまま美冬が、大半が専用機持ちの選出が当たり前なのだろうか――と。


「……未来、私が出るの?」

「うん。 セラなら大丈夫!」

「わかった。 じゃあ代表は私で」


 そう告げ、前へ出た未来組代表はセラ・アーカニアン。

 機体はラファール・リヴァイヴを選んでいた。


「未来は出ないんだ……。 でもせっかくだから私は出るよ! 皆、良いかな?」

「勿論だよ、専用機持ちばかりなら此方もだし」


 美春組からは美春が選ばれた、ワクワクしてるのか待ちきれない様子だった。


「……転入したての私で良いのだろうか?」

「勿論! エメラルドさんの実力、皆も見たいし!」

「了解した。 では翠組からは私、E.Eと搭乗機『ウィオラーケウス・デンス』が出る!」


 颯爽とエレンが前へと現れた。

 大半が専用機の中、シャル組と未来組は専用機じゃなく、一般機での出場が注目されていた。


「さぁて
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