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ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
番外編 第1話 ハートな剣で大パニック♪
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一回だけ!!』と訳が判ってはいけないであろう単語を繰り返し、追いかけてきて、その内にたまたま街に出てきていたリュウキと遭遇。
『ふぉぉぉーーー!! リュウキじゃねぇかぁぁ? 愛してるぜぇぇ?』
と目まで?に変えて突撃してきた。
いつも冷静沈着なリュウキだったのだが……、この時ばかりは眼を白黒させていた。
けれど、素早い体術スキル《閃打》をカウンター気味に炸裂させて悶絶させた所でキリトと一緒に逃げた。
それで、リズやらと色々協議をしてみると『この剣で攻撃したら惚れさせる様な効果があるのでは?』と言う結論に至る。
そんな事ありえるのか? と誰もが思ったが人間の脳を支配していると言ってもいい仮想世界。前頭葉でも麻痺させる電波でも流されたり……とまったく有り得ない話じゃないから、気味が悪いが、クエストスタートの前振りの可能性だって大いにあり得る。
だから、キリトが盛り上がり、リュウキも何だかんだ言いつつも付き合って、色々と調査を開始したのだ。
『レイー? リュウキ行っちゃったけど、追っかけなくて良いの?』
『ふえっ!? だ、だいじょーぶ、だいじょーぶだから!』
想いが通じ合った2人だけど、やっぱりそれなりに恥ずかしさはあるから大っぴらには出来ないとの事。……それでも客観的に視たら十分過ぎる程イチャコラ(リズ語)してるけど。
『ほーら、ちゅー くらいしたらどーなの? もっともっとさぁ(羨ましい!!!)』
『や、やめてよー、リズさんっ!』
『ふふっ、ほんっと妬けちゃうからねー。2人を見てたら。レイはもっともっとぐいぐい行くべきだと思うよ? まだまだリュウキ君は鈍感さんだからさ?』
『うぅ…… おねぇちゃんまでぇ……』
顔を赤くさせて、しゅうぅ……とさせてるレイナを見てやっぱり可愛らしいと思ってしまう。
『ほら、この剣を使ってリュウキを叩いてみたら、レイの事もっと求めてっ……て あっ』
リズが、その例の剣をぶんぶんと振っていたら、手元を誤って離してしまい……それがレイナの頭に激突。
『わぁっっ!!』
結構大きな音がなってしまったが、圏内では特にダメージは気にしない。
でも、気になる部分は大いにある。
『あいたた………』
頭を摩っているレイナ。
まだ、頬の部分は位置的に見えないが、それでも これからどーなるのか心配だ。色んな意味で……。
『わ、わぁ や、やばいよ! アスナっ! どーすんのっ これっっ』
『り、リズのせいじゃん! で、でも レイとリズがそんな関係になったら、わたし……ドキドキ』
『きょーみしんしんって顔するんじゃないわよー! わたしゃ、百合色なマスターメイサーにされたくないわよー!』
レイナは同性から見ても凄く
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