課外授業のデイウォーカー
第二ラウンド・聖剣コンビと猫又姉妹
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て来ないと言う事はルシファー達による無双なのだろう。
強化体吸血鬼でも俺らの敵ではないが、俺らがやるとグレモリー眷属のレベルアップにはならない。クロウ以外ならやらせるが、どうするか考えてると仲間達が話し掛けてくる。
「私とジークでお相手しても構いませんけど、それだとレベルアップにはなりませんでしょう一真」
「ああそうだ、さてとこの場合だと黒歌に白音の出番だな。猫又姉妹よ、グレモリー眷属に浄化モードとなった姿をお披露目して見せろ!」
「分かったにゃ、ここは姉妹の力で倒すにゃん。行くわよ白音」
「・・・・勿論です。ここは私と姉様に任せて下さい」
「そう言う事でゼノヴィアとイリナは戻って来い、ここからは猫又姉妹によるダンスを行う」
指示を飛ばすとイリナはゼノヴィアの手を引っ張りながら、周辺一帯に居る吸血鬼達を翼を鋭利な刃物にして切り刻みながら帰還してきた。それと同時に猫又姉妹が前線へ行くが、黒歌も白音もいつも通りにした深呼吸。
で、次第に二人の身体に淡い白い光が集い始めた。猫又姉妹の浄化モード、それは白い光に包み込んで姿形が変化した。闘気を発生させ、全身発光して自前の猫耳と二又の猫尻尾に黒と白の和服を着ていた。
『私が解説してあげるけど、近隣に存在する自然の気を集めて自身の闘気とリンクさせる事で強制的に成長させたんだにゃん。私もリンクした事により、先程とは違う姿になってるにゃ』
「追加情報として外部の気を体内に取り込む事で、猫又の力を自在に扱えるようになった姿であり仙術の技。俺らは浄化モードと識別コードされてるけど、その意味については猫又姉妹の戦い振りを見れば分かる事」
『ついでに私と黒歌姉様の中にある黒の駒、私はハイブリッドではありますが聖なる炎を操れるようになりました。姿は黒歌姉様ですが、力はこの前よりパワーアップしました』
「浄化モードは俺が付けたモード名であり、その名の通り相手を浄化してしまう威力を持つ姿と力」
この前までは仙術により強制的に成長した白音だったが、今ではハイブリッドの力をセーブさせながら浄化モードを物にさせた。二人共成熟させたお姉さんタイプとなった姿で、ボンキュンボンの姿となって己の中にある力をセーブしている。
浄化モードの二人が幽鬼の如く、音もなく前方に進みながら右手を横にした二人はその先に車輪が登場した。車輪は蒼白い炎に包まれてるが、聖なる力と神の力を使えるようにしてる。
『これは火車にゃん』
『姉様同様に猫又が操る能力の一つですが、これと同様に別の力も発生中です』
「火車は死者をあの世に誘う妖怪で、猫又のもう一つの姿だと言われている。死体から起き上がって吸血鬼となった奴らにとって技の特性上あの炎は必殺技となるが、あの吸血鬼には果たして
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