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提督していない提督による騒がしい日常
過去編、艦娘に対する提督の想い
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ている」
おそらく、それが敵の全力なんだろう
幸い、あちらにも陣形の問題はあるようで1度に6隻までしかでてこない
はずだったんだ
「こちらは6隻で出撃しているが、あちらは横須賀総攻撃時は陣形も意識せずに一斉攻撃をしてきた」
「それを考慮するとこちら側が攻めるとあちらは防衛で6隻以上でてくるだろう」
これをどうするかが問題、とのことだ
「こちらも連合で出せば艦娘達の負担は減るんじゃないか?」
俺はそう意見を提示した
すると耳を疑うような答えが返ってきた
「艦娘の負担?なにを言ってるんだ、あいつらはただの道具だろう?」
........は?
「おい、今なんて言った?よく聞こえなかったんだが...」
疲れてんのかな...俺
俺は幻聴かと思い、聞き返す
「だから、道具の負担なんて考えるんじゃねぇって言ってんだ」
「誰が...道具だって?」
俺はひたすら聞き返す
自分の耳がおかしくなったんだろう
そう思いたかったんだと思う
だけど人の価値観の違いというものは...無慈悲だった
「てめぇ!!聞こえねぇのか!?艦娘は道具だっつってんだろ!!」
はっ、何かの冗談だろう
そう自分に言い聞かせようとしたけど、俺の中で何かが切れた音がした
「艦娘が道具だと?ふざけんな!!」
「てめぇは人をなんだと思ってんだ!!」
俺は机を両手で音を立てて叩いた
相手も机を叩き、主張をする
「艦娘が人だ!?あいつらは人の形をした兵器だろう!!」
相手側もすかさず反論してきた
「兵器じゃない!!ましてや人以外のなんでもない!! 」
俺は言葉を連ねた
「艦娘が沈めば人としての人生もそこで終わりなんだぞ!!」
「なのに国のために死ねだと!?ふざけんな!!お前が突撃して死んでこい!!」
すると相手側も反論を返してきた
「指揮官が突撃したら意味がねぇだろうが!!指揮官がいればいくらでも立て直せるんだよ!!」
と俺に怒号を浴びせた
それに対し反論しようと口を開けた瞬間
「よせ!!」
と一喝された
俺は相手に反論するのを止め、席についた
「いざという時は艦娘を捨てる方針で行こうと思う」
そんなの...してたまるか
俺はその言葉を胸に話を聞いていたが俺は苛立ちを隠せずにいた
飛龍とも話すこと無く鎮守府へと帰ってきた
すると早々に駆逐の子達が出迎える
「あ、提督!!おかえり!!」
江風が1番最初に来たが、俺は特に反応もせず執務室へと向かう
それを見ていた駆逐の艦娘が1人いた
帰ってくるなり執務を開始しようとしたが苛立ちを抑えきれておらず、集中できない
すると部屋の扉が突如開け放たれた
そんなことをする艦娘は2人しかいない
俺は顔をあげ、その艦娘の用を聞く
「なんだ、曙」
「あんた、かなり怒ってるわね」
「用
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